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業務用エアコンの選び方

業務用エアコン 設置 導入 の解説

業務用エアコンの取付工事費用がどのくらい掛かるかというのは、おそらく想像しづらいと思います。


機種によって工事内容や工事の手間が違いますので、工事費用は異なります。また、設置する場所によってもさまざまです。たとえば、室外機を1階の広い室外の壁際に設置するのと、屋上に持ってあがって設置するのとでは搬入の手間も変わってきます。


機器の取り付け工事以外に、業務用エアコンの設置に関わって発生する工事は下記などが考えられます。


電気工事 業務用の電源(動力電源三相200V)のないところへの取り付けの場合、別途電源工事が必要です(機械の能力による)


室外機の搬入・設置場所が、屋上や、2階以上のベランダの場合など、搬入に人数を要する場合や、人力では行えない場合の重機の手配などが必要な場合があります。


お取り換えの場合、既存エアコンの撤去費用が必要です。本体の処分はもちろんですが、エアコンの冷媒であるフロンガスを破壊処分することが法律で決められています。

今回は築・改装の際、どの時点で導入すればよいのかを解説致します。


築・改装後、すぐに業務用エアコンを使うという場合には事前に取り付けが完了している必要があるでしょう。壁掛形や、床置形の業務用エアコンは、築・改装の終わった後でも設置が可能です。ここでは築・改装の進行に合わせて設置工事が必要な、天井埋込形の機器の設置までの流れをお話します。



機器を選定し、納入日を確認する

先に機器の納入日を確認してから工事日を決定するほうがベターです。商品在庫切れで納期がひとつき先になるというケースもあります。



エアコン工事業者に現場を確認してもらう

天井裏の状況や配管スペースを確認するためにも、エアコンの設置を担当する業者が現場を確認する必要があります。天井を張る予定がある場合は、その前に状況を確認します。天井を張らずにスケルトンで仕上げる場合も、配管ルートなど、お客様との確認が必要です。



機器の吊り込み、先行配管

その後、天井工事において天井下地が作られると同時、または下地完成後に合わせて、室内機の吊りこみと天井内配管を済ませます。


天井ボード等が張られ天井完成後ではエアコン室内機設置・配管工事が困難になることが考えられます。そのまえの天井下地完成のタイミングで工事に着手できるように、事前に購入計画を立てる必要があります。


天井完成後、パネル取付・試運転


天井完成後でも天井エアコンの設置は可能です。しかし、天井懐高さ、梁等の配管ルートに関わる部分の確認が必要になりますし、天井内を工事するための点検口の設置が必要になる場合があるなど余計な出費が加算される可能性があります。







業務用エアコンは、家庭用エアコンと比較すると、かなり定価が高いので、中古で対応できればと考える方もいらっしゃると思います。

業務用の中古エアコンについて検証してみます。


中古のメリット

・導入コストが押さえられる!?

これに関しては、当社でのお取扱いの新品の価格と比較していただければと思います。


中古のデメリット

・デザインが古い感じになる

 見た目の汚れももちろん含みます


・能力不足の可能性がある

 適正能力の機種を選んでも、汚れや劣化等により十分な能力を発揮できない

 可能性が高いです


・一部の省エネ機種を除き電気料金が高くなる

 汚れがひどい場合は洗浄なども必要になり、さらにランニングコストが掛かります


・工事込みの販売の場合は工事費用が高くなる場合がある


・故障した場合の保証はない


・古い機器のためメーカーに部品が無い場合、修理不能な場合もありうる

 撤去・処分には家庭用エアコンと比べると高額な処理費用が発生します



・客商売での故障頻発はイメージダウンにつながる


上記のように、中古エアコンの導入は金額面では安く感じますが、デメリットも多くあります。




「業務用エアコンを、住宅のリビングルームに使用できますか?」

とのお問い合わせをいただきます。

住宅の設計は自由度が広がり、リビングの広い家が増えてきました。広い面積をカバーしたいときには、格安の業務用エアコンを検討する場合もあるということでしょう。

業務用エアコンの導入について、家庭用ルームエアコンとの違いを検証してみましょう。




業務用エアコンと家庭用エアコンとの比較



利点

構造がシンプルで、故障しにくい

操作が簡単

風量が多く、すばやく空調できる




欠点

デザインのバリエーションが少ない

機能が限定される(マイナスイオン発生や空気清浄機能などの機能がない)

風量は多いが、室内機のファンの音がやや気になる場合もある




機種選定上の注意

住宅用として業務用エアコンを導入する場合は単相200V機種を選ぶことになります。(それ以上のエアコンの設置には、電気の別契約が必要となります。)

単相200V機種は一般に3馬力(冷房能力8kw)までとなります。

1.5馬力から3馬力の中からお部屋に合う能力を選びます。



壁掛タイプの業務用エアコンは家庭用ルームエアコンと同様に、設置に関して難しい事はありません。しかし、天井埋込タイプを導入するには施工を担当される専門家との事前の打ち合わせが必要です。

新築と同時進行でエアコンが設置できる場合では問題はないのですが、既に工事が完了して、お住まいの住宅(マンション全室や木造住宅1階部分)では、天井内の構造が確認できなかったり、天井内に機械の設置スペースや配管スペースが確保できなかったりといろいろな問題が発生します。



新築時でも天井・壁等が仕上がった後での設置は困難になります。以上の理由から、天井埋込タイプのエアコン導入は計画的に行わなければいけません。

今回は、業務用エアコンの能力表示と


冷・暖房能力の単位は、kWが使われています。

家庭用エアコンでいうと、6畳用 2.2kW8畳用 2.5kW、と表示されます。

業務用エアコンの能力も同じようにkWで表示できるのですが、現在一般的に「○馬力」という単位が使われています。



業務用エアコンの馬力と、kWの対応は下記のようになっています。

形式  相当馬力  冷房能力(最大)
P40
   1.5馬力   4.0kW
P45
  1.8馬力  
4.5kW
P50
   2馬力   
5.0kW
P56
   2.3馬力  
5.6kW
P63
   2.5馬力  
6.3kW
P80
   3馬力   
8.0kW
P112
  4馬力 
  11.2kW
P140
  5馬力   
14.0kW
P160
  6馬力   
16.0kW
P224
  8馬力   
22.4kW
P280
  10馬力   28.0kW



今付いているエアコンの能力の確認にもご利用ください。