と勝手に苦手意識を持っていた『女神の見えざる手』が、女かっこいい超絶エンタメ作品で要するに大当たりだったので、ああもうほんとに気分が良き!!
ジェシカ・チャステイン様がね、「凄腕ロビイスト」の役なんですよ。ロビー活動するひと、です。
「オリンピック誘致の肝はロビー活動ですね!」みたいな話を聞いたことはあれど、実際このひとたちが何やってるのかというと、スケールでかすぎてびっくりしちゃうやつでした…
特定の団体の依頼を受けまして、政党や議員やマスコミまであの手この手で働きかけては、政治的決定に影響を与えて世論まで動かしちゃうという…
映画ではメインの案件が「銃規制法案をめぐる問題」になっていて、ジェシカ様のクライアントは規制派で、反対派と戦うことになるわけですけれども、この情報戦に次ぐ情報戦のおんっもしろいことおもしろいこと!
ジェシカ様が常にを読んで仕掛ける仕掛ける!
人間関係は全て目的達成のための手段!
勝つためには多少の違法もいとわない!
睡眠取らずに働き続ける!
飯も嫌々済ませてとにかく働く!
っていうかマジで寝ない一睡もしない!
薬でなんとか起きてるけど医者も引くぐらい寝ずで働く!
だけどジェシカ様も失敗して万事休す…と思いきや必ず毎回見事に反撃!
やることめちゃくちゃすぎて人望ないのに、仕事デキすぎて部下にはめぐまれる不思議な人たらし!
最後の最後までジェシカ様の手のひらで転がされ、クライマックスでは起立して叫びたくなるほどぶちアガるーーーー!!!!
いやもうね、小難しい要素なんていっっさいないんですよ、
神ロビイストのジェシカ様が、天才的戦略とセンスと交渉術でもって世間を震撼させていく様子が、たんまらなくかっこよくて気持ち良いんですよ…
「真性デキるひと」のジェシカ様、尊敬と畏怖を感じずにはいられませんよ超かっこいいんですよ…
「こういう女のひとになりたい」じゃなくて「こういう女のひとの下で仕事したい」、「このひとになら使われたい」、そんな社畜心を刺激されるほんとうに魅力的な働く女なんですね。
すべては自身のキャリアのためか、信念のためか、周囲は常にジェシカ様を警戒し時に攻撃してくるんですけれども、「勝つ」と決めた彼女は微塵も揺るがないのです。
アクションとかホラーばっかり見てるような私にこれだけ刺さるんだから、もうこれ刺さらないひといないです観に行きましょう!ね!!
▼『女神の見えざる手』公式サイト
http://miss-sloane.jp/
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20171024/01/airchair164/d1/b0/j/o0320045214055106959.jpg?caw=800)
で、またこの前下がりボブりたい美しさね…「THE 女ウケ!!」って感じで最高でしょ…!