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こんばんは。
民泊×不動産投資家のアラヤマです。
今回は少し主旨を変えまして・・・
「不動産投資家目線の自宅購入・その2」
というテーマでお伝えいたします。
◎不動産投資家目線の自宅購入・その1 〜賃貸vs持ち家〜
https://ameblo.jp/airbnb-plot/entry-12651871370.html
前回はこちらにて《賃貸vs持ち家》の
比較についてお話しさせていただきました!
そして多くの反響いただきましたので、
続編としまして・・・
《住宅ローンの金利》についてお話しします。
そもそも持ち家を購入する!と決めた時、
多くの方が住宅ローンを利用すると思いますが、
ある程度資金持たれている方や・・・
ご両親から資金援助を受けて、
一部を現金で支払い、残りを住宅ローンで!
という方もいるかと思います。
たとえば、5000万のマンションを
購入することにした場合・・・
次のような買い方が考えられます。
例)5000万のマンション購入の場合
5000万(物件価格)+500万(諸費用)
=5500万(総額)
1.9割住宅ローンで、残り自己資金の場合
・1000万(自己資金)+4500万(住宅ローン)
2.物件費用は全額住宅ローンで、
諸費用だけ自己資金の場合
・500万(自己資金)+5000万(住宅ローン)
3.諸費用含めて全額住宅ローンの場合
・5500万(住宅ローン)
さて、皆さんでしたら1〜3の
どの購入計画にされますか?
もちろん今の自己資金がどれらいあるか、
住宅ローンの金利がいくらかにもよりますが。
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・
私のイメージでは、ある程度自己資金がある方、
あと高齢の方ほど1の自己資金を多く入れる
パターンが多い気がします。
理由としては、
・借金は少しでも少ない方が良い。
・何かあった時に借金を減らしておきたい。
・自己資金が貯まったら、
むしろ追加で繰上げ返済したい。
このような考えではないでしょうか?
これらは30年前でしたら、
確かにこの考え方は正しかったと言えます。
なぜならその当時はバブル全盛期で、
住宅ローンでも金利が5〜8%と
かなりの高金利だったので・・・
特に住宅ローンのような大きな金額の場合、
金額を減らしておいたり、
繰上げ返済しておく方が良かったからです。
ただ、時代は移り変わりまして・・・
不景気が続いた現状ですと、
住宅ローンの金利は下がりに下がって、
今や1%を切って0.5%を切るような
金利で融資をしてくれる場合もあります。
金利5%と金利0.5%、
これがどれぐらいの差が出るのでしょうか?
「住宅ローン」「金利」などで調べれば、
すぐに計算してくれるツールがありますが、
ざっと比較計算してみましょう。
A)5000万の住宅ローンを
金利5%で35年で返済した場合
月額返済額: 252,343円
総返済額 :105,984,427円
利息合計 : 55,984,427円
利息割合 : 52.82%
B)5000万の住宅ローンを
金利0.5%で35年で返済した場合
月額返済額: 129,792円
総返済額 :54,512,740円
利息合計 : 4,512,740円
利息割合 : 8.28%
Aの場合は35年返済すると、
5000万の物件価格だったのに・・・
総額で1億以上も支払うことになり、
利息支払いが半分以上を占めます。
なので当時の金利でいうと・・・
住宅ローンは少なくしておき、
少しでも多く自己資金を入れて、
可能なら繰上げ返済した方が良い、
というのは正しいです!
ただ現状の住宅ローンは、
Bの状態なので・・・
5000万の物件価格に対して、
35年でも450万ほどの利息で済み、
利息割合も10%以下になります。
なので30年前と比較しても、
圧倒的に金利が安いので・・・
住宅ローンが組めるのであれば、
絶対に住宅ローンを組んだ方が良いですし、
購入するパターンとしても、
出来るだけ自己資金を入れずに
諸費用含めたオーバーローンが良いので、
私は3の諸費用を含めた住宅ローンを組みました!
この考え方は、不動産投資を勉強されて
実践されている方には馴染みがありますが・・・
不動産を勉強されてない方はなんとなく、
「借金はよくない。
出来るだけ借金は減らした方が良いし、
いくら金利が安くても損するので、
少しでも自己資金を入れておくべきでは?」
と思われる方も多いかと思います。
でも、もし手元に1000万円があり、
5000万のマンションを購入する場合に、
先ほどの1パターンで4500万の住宅ローン、
自己資金を目一杯の1000万入れた場合。
購入後にもし家族が事故に遭ってしまい、
多額の医療費がかかってしまったり、
突然収入が断たれてしまった場合は・・・
どうでしょうか?
医療費にもしばらく生活するにも、
お金がかかるので借りる必要がありますが、
現状の住宅ローン並みの0.5〜1%で
貸してくれるところはまずありません。
フリーローンで検索してみると、
だいたい1.7〜14.8%など
かなり幅がありますね。。。苦笑
でももし、この自己資金1000万を
手元に残して諸費用含めて
住宅ローンにしていた場合は、
何かあった時にも手元の1000万で
大概のことは対応できます。
簡単に言えば、0.5%で
1000万を借りているのと同じです。
そして事業やっている人であれば、
わかると思いますが・・・
年利0.5%とか1%でお金借りられるなら、
事業であれば余裕でそれ以上に増やせます。
むしろ比較的安全な株式で持っていても、
株主配当だけで3〜5%配当のものを
保有していればその方が得します。
なので5%とかの高金利時代であれば、
出来るだけ融資額は減らすべきですが・・・
1%以下の現状であれば、
出来るだけ多くの額を住宅ローンで
融資を受けておく方が良いです!
最後にまだ反論で、
「今は金利は安いけど、
変動金利で今後上がった場合は、
やっぱりリスクが高いのでは?」
という声が聞こえてきそうなので、
その回答をしますと・・・
住宅ローンは「5年ルール」があり、
金利が上昇しても5年は返済額は変わりません。
また、6年目以降も返済額が125%までしか
上昇しませんので、家計への影響は少ないです。
また万が一何かの事情で、
金利が急上昇したとしても・・・
その時は手元に残しておいた自己資金で、
繰上げ返済すれば良いのです。
手元に自己資金があれば、
万が一に備えて別のことにも使えますし、
金利上昇時に繰上げ返済にも使えますが・・・
手元に資金がなければ、その選択肢もありません。
なのでどういう状況になっても、
対応できるので・・・
今の金利が安い状況であれば、
出来るだけオーバーローンで引っ張って、
自己資金を厚くしておくことをお勧めします!
本当は住宅ローンについて
この回で終わらせるつもりが、
金利についてだけで長文になったので・・・
続きは次回また書きます。笑
PS.
先週はちょっと休みもらって、
気になっていた空庭温泉に友人と行き、
夜は絶品の雲丹鍋を頂いたり・・・
手伝っている不動産勉強会の運営したり、
合間に映画版の「鬼滅の刃」観たりと
忙しいんだか暇なんだか、
よく分からない週でした。。。笑
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