戦略的な物件撤退方法。 | 民泊×不動産投資家 新山彰二のブログ

民泊×不動産投資家 新山彰二のブログ

このブログでは最新の民泊関連情報から、
10年以上学んできた不動産投資を絡めたお話。
そして仕組化のノウハウや、
「人生全般に役立つ情報」などをお届けいたします!

↓ぜひ、応援よろしくお願いします!!↓

民泊・Airbnb ブログランキングへ

 
こんばんは。
特区民泊×仕組化の専門家ショウジです!
 


今回は6/15の民泊新法施行に伴い、
撤退される方も多いと思いますので・・・
「戦略的な物件撤退方法」
というテーマでお伝えしていきます!
 
<入居時>
 
まず入居の契約をする時から、
退去した時の準備はしておくべきです。
 
①退去条件を見ておく
 
 民泊物件は限られているので、
 つい契約も流してしまいがちですが・・・
 入居時の条件と同じく、
 退去する時の条件も確認しておきましょう。
 
 ・短期違約金(1年以内、2年以内など)
 ・解約申し込みは何ヶ月前か?
 ・退去時にかかる費用は何があるか?
 
 物件やエリアによっても違いますが、
 退去時の条件があまりにもきつい場合は、
 そもそも契約を見送ることも必要です。
 
②スペアキーの用意
 
 入居時に鍵を一本、
 もしくは複数渡してもらう場合ですが・・・
 私の場合は、元のマスターキーとは別に、
 3本スペアキーを作っておきます。
 
 1本目はゲスト用。
 2本目は現地で緊急時用。
 3本目は清掃会社用。
 
 そして元のマスターキーは、
 自分で持っておいて、
 もし紛失してしまった場合は、
 マスターキーからスペアを作ります。
 
 これが複数鍵があるからと、
 何本か現地で使ってしまうと・・・
 紛失した時には元の本数返却できず、
 +アルファかかる可能性がありますので、
 初めから必要な本数スペアを
 用意しておくことをお勧めします。
 
<退去時>
 
①退去日からの逆算
 
 退去する際には退去日から逆算して、
 スケジュールを立てていくのが良いです。
 
 私もオーナー都合で退去しなければ
 ならない物件があったのですが・・・
 6月までにということでしたので、
 大阪での繁忙期である
 4月〜5月のGWまで運営と決めて、
 5月のGW明けに退去日を設定しました。
 
 なので、あらかじめオーナーには
 いつ頃退去するかを伝えた上で、
 「解約通知書」を決められた期日までに、
 管理会社に提出する必要があります。
 
 大抵は1ヶ月前までに、
 書面で提出する必要があるので、
 退去する日を決めたら、
 事前に退去通知書を送りましょう。
 
 1日でも遅れたら、翌月に・・・
 というのはよくあることなので、
 しっかりと準備しておくのが良いですね。
 
②退去日に合わせた家具処分手配
 
 民泊の撤退する時に、
 一番頭を悩ませるのが・・・
 この家具の処分方法ですね。
 
 ざっくり処分方法としては、
 以下の3つの方法でしょう。
 
 ・別の物件で使うのであれば、
  自分達か引越し業者を手配して移動する。
 
 ・引き取り手を探して、
  有償or無償で持っていってもらう。
 
 ・民泊撤退サービスを利用し、
  有償で処分してもらう。
 
 手間をかけて再利用するか、
 手間をかけずに有償で処分してもらうか?
 
 遠方物件だったり、
 サラリーマンで忙しい場合には、
 有償でも処分してもらう方が楽ですが・・・
 多少時間の融通が利くなら、
 再利用の道を考えた方がプラスになります。
 
 ご自身の状況に応じて、
 一番最適な方法を選ぶと良いでしょう。
 
③各種解約手続き
  
 最後、忘れてしまいがちなのが・・・
 各種契約の解約手続きです。
 解約すべき対象は以下になります。
 
 ・ガス
 ・水道
 ・電気
 ・WIFI
 ・火災保険
 
 ガス・水道・電気あたりは、
 基本ですが・・・
 つい忘れてしまうと次の入居者が
 出るまで払われることになりかねないので、
 しっかりと解約しておきましょう。
 
 あとWIFIも別に使えるなら良いですが、
 そうでなければ契約時の条件を確認して、
 きちんと解約手続きをしていきましょう。
 
 そして最後に・・・
 忘れがちなのが「火災保険」です。
 
 入居時は1年or2年契約をしますし、
 その後も通常は延長の契約をするはずですが、
 契約期間ぴったりで退去というのはあまりなく、
 数ヶ月残して退去することが多いです。
  
 最近の入居時に必要な、
 家賃保証についてはかけ捨てですが・・・
 火災保険は早期で退去した場合は、
 その分日割りで戻ってきます!
 
 元々、どれぐらいかけていたか?
 あとどれぐらいの期間が残っているかで、
 もちろん金額も変わりますが・・・
 数千円から数万円になることもあります。
 
 またわずかな期間であったとしても、
 解約の連絡をしないと・・・
 火災保険会社から継続の案内が来ます。
 
 電話一本ですぐに解約できますので、
 物件退去時には・・・
 火災保険の解約もしっかりとしておきましょう。
 
 
以上、今回はここ最近は増えるであろう、
物件の撤退方法についてまとめてみました。
 
つい撤退の時には気分が滅入り、
適当にやってしまいがちですが・・・
ここでいかに出費を抑えるかも大事ですので、
退去する際の参考になれば幸いです!
 
 
PS.
5月はGWに高知出張からの、
韓国出張〜東京出張と怒涛の日々で、
今週はようやく大阪戻って、
少し落ち着いた日々に戻りました。
 


溜まっていた仕事をこなしつつ、
お蔵入りになりかけていた写真も、
せっかくなんでちょっとアップします。
高知の料理はどれも美味しすぎましたw

 


 
PS2.
私が主催する民泊セミナーですが、
来月はとうとう私の地元である、
札幌で開催予定です!!
 
タイミング合わせて、
札幌でも大変盛り上がる
よさこいソーラン祭りもある時期なので、
遠方の方もセミナー参加と
祭り見学されるのもお勧めです!
  
◎札幌セミナー募集ページ
 https://goo.gl/xvSydU

 

↓ぜひ、応援よろしくお願いします!!↓

民泊・Airbnb ブログランキングへ