事業系ごみの処分方法。 | 民泊×不動産投資家 新山彰二のブログ

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こんにちは。
民泊仕組化の専門家ショウジです!
  
昨日からお仕事という方も、
多いかとは思いますが・・・
私も昨日は昼からゴミ処分業者の
担当の方と打ち合わせをしましたので、
そこで聞いた「事業系ごみの処分」に
ついて本日はお伝えしていきます。
 


私も進めている特区民泊ですが、
色々とある要件のなかに、
「廃棄物の処理方法」があります。
 
民泊で出るゴミは、
いわゆる「一般廃棄物」ではなく、
事業系のゴミとして・・・
「産業廃棄物」扱いになりますので、
適切に処分してもらえる業者と
契約を結んだ上で、
適切に処分していく必要があります。
 
ただ、このゴミ処分については・・・
出てきたゴミがどこで出たものかと、
どの業者が処分するかによって、
分別の仕方や流れも変わってきますので、
実際に依頼する際には、
マンションオーナーや行政に相談して、
担当エリアの業者さんと打ち合わせをして、
どう処理していくかを決めていきましょう。
 


それでも共通しているであろう、
ゴミ処分について、
抜粋していくつかお伝えしていきます。
 
 
1.マンションなどの場合、
  居住者と民泊でのゴミは廃棄場所を
  分けなければならない。
 
これはマンションで行う場合、
一番ネックになりやすいところですが・・・
そもそも一般居住者と民泊では、
同じところにまとめておくことは、
基本的にできません。
処分方法が違うからです。
 
ゴミ処分場所は二か所、
どうにかして作らなければなりません。
 
ちなみに私が進めているマンションは、
毎日処分業者が回収してくれており、
一般居住者の捨てる場所以外に、
使われていない鍵付きのゴミ捨て場があり、
今回そのスペースを民泊用として、
使わせてもらえることを許可頂きました。
 
物件によってこのあたりは
かなり状況が違うと思いますので、
オーナーやゴミ処理業者さんと、
綿密に打ち合わせしていく必要があります。
 
 
2.一般廃棄物と産業廃棄物で、
  処理の流れが大きく変わってくる。
 
これも地域によって違う可能性があるので、
詳しくは業者さんに確認すべきですが、
大阪市では・・・
民泊で出てきたゴミでも「一般廃棄物」と
「産業廃棄物」の二種類に分けられます。
 
「一般廃棄物」は一般ゴミと同じような
処理ができるので、
引き取る業者も比較的楽ですが・・・
「産業廃棄物」は簡単にはいきません。
 
いわゆる「びん、缶、ペットボトル」などと
「プラスチック類」は産業廃棄物扱いなので、
それぞれ適正に処理されて、
リサイクルや破砕、焼却されますが・・・
この場合は「マニフェスト」といわれる、
産業廃棄物管理票にて、
書面でのやりとりが必要になってきます。
 
つまり・・・
「一般廃棄物」毎日回収してもらっても、
書面などのやりとりは必要ありませんが、
「産業廃棄物」の場合は、
仮に毎日回収してもらった場合、
マニフェストでのやり取りが毎回必要です。
 
しかもやり取り後は、
排出事業者は『5年間の保存義務』が発生します。
 
つまり、もし産業廃棄物を毎日回収してもらうと、
1年間で365枚のマニフェストのやりとりと、
保管義務が発生しますので・・・
毎日回収してもらうと大変なことになります。
 
私の方でも毎日は必要ないでしょうということで、
ひとまず1週間に1回の回収で運用して、
様子をみることになりました。
 
 
普段、ゴミの処分は・・・
そこまで深く考えられない方も多いかと思いますが、
特区民泊は適正な処理が求められますので、
申請を通す予定の方は、
意識して準備を進めていきましょう!!

 

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