コーヒーフロートが教えてくれた味覚の不思議 | airaのグルメと写真とコンサドーレとか日記

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食べ物、写真、コンサドーレを中心に、それ以外にも感じたままの独り言です。興味を持たれましたらお入りください。

「おう、ボウズ!このコーラフロート、なんか変な味ぢやねーか?」

「あ、ホントだ。コーラにアイス乗っけるだけなのに、どうやったらこんな味になるんだろ?」

「コックのやろー、ちと、文句言ってやろーか」

「あれ?とーちゃん、これもしかしてコーヒーフロートじゃないかな?」

「なーにぃー?、よくもこんなマズいコーヒーフロートだしやがりやがったな。」

「あ、でも、コーヒーフロートだとわかって飲むと、これ、美味しいよ。」

「あ?あ、ホントだ。うめーな。よーし、ここは俺にまかしとけ。

やい、やい、コック!おめー、よくもこんな美味いコーヒーフロート出しやがったな。危なくほっぺが落下するとこだったぢゃねーか。頼むから、今度コーラフロート頼んだ時も、間違ってコーヒーフロートにしておくれ。」

「いや、なら、最初からコーヒーフロート頼めよ!」


と、これは、私の高校時代の経験です。

友達と、当時札幌にあった松阪屋デパートのファミリー食堂での出来事。

二人共コーラフロートを頼んだのですが、なんか妙な味。

数秒経ってコーヒーフロートを間違って持って来たことがわかったわけですが、コーヒーフロートだとわかって飲むと、おいしかったわけです。

食べる前に、どんな味を期待してるかで美味しさの感じ方は随分違うものだと、その時感じました。