F-1のあり得ない進化 | AIR-XオーナーのLet’s Jumpin!

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北名古屋市にある複合スポーツ施設スポーツエリア「AIR-X」オーナーが語るスポーツブログ。
ニッチ産業における奮闘記、そして超多趣味なオーナーの趣味話などなど。

3月16日。
遂にF-1の2014シーズンがスタートしました!!

毎年見逃す第1戦オーストラリアGP。

今回は偶然BSの番組表を見て発見!
そう、このオージーGPもあまり時差がないからか放送時間が違うのです!


さて、予選は見逃してしまいましたが、決勝はHDDに録画して万全の態勢で観ることが出来ました。

今季から日本人ドライバーの小林可夢韋選手もTEAMケータハムのドライバーとして復帰。
これは面白くなりそうだ!!


久々なので、ちょっとワクワクしながらTVの前へ。


フォーメーションラップを終えスタートグリッドへ。

いよいよスタート!というところで1台のマシンにトラブルがあり1周回って再びグリッドへ。


その時、「なんだか音が変だなぁ~?」


とは思ってましたが、気のせいかと思ってたら。

シグナルが点灯し、通常ならエンジンの回転が上がると共にF-1らしい爆音が聞こえてくるんですが、なんだか静かです。


「あれ?あれれ??」


いつものような甲高いエンジン音がありません!!

とか、思っていると1コーナーでマシン2台がクラッシュ!
1台はケータハム・・・まさかと思ったら、やはり可夢韋!!

スタート直後に移籍したマッサを道連れにリタイアです。
(後にブレーキトラブルとわかりましたが)


それにしても。
この音は何なんだ!?

甲高いF1サウンドとは程遠い。。。。


これ、調べてみるとどうやら大幅なレギュレーション改正が行われたようでエンジンが今までの2.4リッターV8から1.6リッターV6ターボに変更になったとの事。

これが「静かなるF-1」の原因でした。


レース自体は昨シーズンと変わらないように見えましたが、この音がどうも。。。


音って、とても重要です。
例えば、迫力のある映画とかでも音が小さいと全然迫力がなくなってしまいます。

視覚と聴覚が刺激される事によって人間は迫力を感じるんですね。


なので、今年のF-1は音無しの映画と同じような感じです。



これに対してF-1ファンはどう思っているのでしょうか?


・・・と、ネットで調べてみるとファンどころかレースを主催するプロモーターからもクレームが続出しているようで、下手をすると裁判沙汰にまで発展しそう。

まぁ、新しいテクノロジーが導入されるのは大歓迎だけど、やはりサウンドは継承して欲しい。


他にも変更になった点。
それは燃料の量。


レース中に使用できる燃料は100kgまでに制限される。


これについてフェラーリのディ・モンテゼモロ会長は

「今まではタイヤの管理のみに集中していたが、今度は燃料にまで注意しなければならない。燃料とタイヤをセーブして走らなければならない今季のF1ドライビングはまるでタクシードライブだ。常に限界までプッシュしなければならないようなF1が好ましい」

と言っています。


・・・はい、ごもっとも!!


私も最近、タイヤを気にしてプッシュしない走りをするF1に「なんだかなぁ~」と思ってました。

バトルもせずに、ただ周回を重ねているなんて真のF1じゃない!!
とにかく前を走ってる車は抜く!!

ぜひ、そんな熱いレースをして欲しいと思っているワケです。
1ファンとして。


さらに燃料にまで制限がつくとレース後半では燃料セーブのため燃費走行を強いられる車も出てくるかも?

確かにレースといえど環境への配慮は必要だと思いますが。


F-1といえばカーレースの最高峰ですよ!?
それが燃費を気にしながらチマチマ走るんですか!?


何とも解せない話です。


結局オーストラリアGPではメルセデスのニコが優勝しました。
これだけの大幅なレギュレーション変更をした割にトラブルは少なかったように思います。

走りも燃費を気にしてチマチマ走ってるようには見えませんでした。
(これについては、ちょっとホッとしました)


私の応援しているフェラーリは今年も守りな走りになるのか。
それとも攻めの走りをしてくれるのか。。。

新たなチームメイトライコンと共に活躍してくれる事を期待しております!!!


次回のGPは・・・・

■第2戦 マレーシア
【予選】3月29日(土)24:00~25:00
【決勝】3月30日(日)23:30~25:10

BSフジにて放送しま~す!!!

絶対観るゾ!!