プログレ三味線、フォーク三昧[仮](後編の②) | タカンナオトシゴロ

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アマチュア劇団シーブの湯飲み茶碗「キアサマトモイ」がお送りする、私的詩的妄想マテリアルワールド!!

(あたり一面にヒカリが広がり・・・)

生ハム「チ・・ィ・・ズ?!」

チーズ「・・どうなってんだ?・・この明かり。」

生ハム「すごい勢いで流れ星がこっちに向かってた・・よなぁ?」

チーズ「ああ・・・ってか!メロンはっ!」

(チーズ・生ハム、物陰からメロンのいたであろう方を見る)

生ハム「まぶしいっ!何だかよく見えないなっ。」

チーズ「ああっ。・・!! なんだあれっ!」

生ハム「何がだよ?・・!!!! あっ!あっ!あれって!!!!」

チーズ「・・ユーフォー?・・まさか・・。」

生ハム「やっ!・・そのまさかじゃねぇ?・・」

チーズ「まじ、まさか、」

チーズ・生ハム「ユーフォー?!!!!!!」

(しばらく、呆気にとられている)

(やがて、ヒカリのトーンが少し引いていく)

(ヒカリの奥にメロンの姿が見える)

生ハム「あっ!あいつだ!おいっ!メ・・」

(チーズが生ハムの口を押さえ遮る)

生ハム「何すんだ・・」

チーズ「(言葉を遮り)ちょっと待てっ。・・・見てみろよっ。」

(メロンの前にUFOからタラップが降りてくる)

生ハム「・・何かSF映画見てるみたいだな。ある意味、よくある光景。」

チーズ「ああ?」

生ハム「・・っていう事はよくあるパターンだとあそこから・・・宇宙人ってこと?」

チーズ「さぁな。」

生ハム「後、どんな事が考えられる?スピルバーグならどうするかなっ?」

チーズ「うるさいっ。・・・・で、何か、でてくるぞっ。」

(ゴクリ)

(UFOから人らしき影)

生ハム「チ、チーズっっっ!あのっ!あの娘っ!」

チーズ「ああああああああ、あの娘だ!どういう事?!」

(メロンと娘が向き合う)

(娘が両手を前に差し出す)

(差し出した両手の人差し指がニューーッと伸び、メロンの両耳にイヤホンのように入る)

生ハム「ななななななななな!チッ、チーズゥ、なんだありゃっ!」

チーズ「シッ!」

(しばらくメロンは催眠状態の様に、ゆらゆら揺れる続ける)

生ハム「なにやってんだ?・・あれ?」

チーズ「そんな事わかるかよ!・・でも何か・・リズム?を、とってるみたいだが・・」



続く