\イランカラプテー/(アイヌ語でこんにちは)
そして\ヤッホー/ 明日は山の日⛰️
七月は海の日が、八月は山の日があるんだなあとカレンダーをみながら思っていたのですが、
山の日が制定されたのは2016年ということで、いまある日本の祝日の中でいちばん新しいものでした。
8年もたつとすっかりなじんで、昔から居たような気がしていました…。
さて、北海道各地にはたくさんの山があります。
道の駅、樹海ロード日高に隣接する日高山脈博物館からの眺め。
名前の通りこのあたりは日高山系の山々が連なっていますね。
大雪山国立公園のはじに位置する然別湖。ここも山に囲まれています。
北海道にある山のその名前の多くはアイヌ語からきています。
たとえばロープウェイでおなじみの札幌の藻岩山の藻岩はアイヌ語でモイワ=小さな山。
当て字ではなくそのものずばりなのは、
・大雪山国立公園にあるトムラウシ山
・恵庭市にあり支笏湖をのぞむイチャンコッペ山
さらにさらにそのままの名前だと、
・ニセコ町、倶知安町をまたぐニセコアンヌプリ
・大樹町、浦河町をまたぐピリカヌプリ
ヌプリはアイヌ語で「山」を意味します。
・中標津町にあるシタバヌプリ山
・浜頓別町・幌延町をまたぐイソサンヌプリ山
こんな風にヌプリと山が両方ついた、ハイブリッドな名前の山も意外とあるんですよ。
残っている名前はアイヌ語そのものだけれど、その意味までは失われ研究途中だったり、
諸説ありのものも数多くあるのが現状のようです。
北海道の登山シーズンもまっさかりですが、登る予定の山、登ったことのある山の名前について調べてみるのも楽しいかも。
意味があって名付けられた山々の名前は、登った時に見つけたことと何かつながるかもしれませんよ☺️
▲おまけ情報▲
ゆる言語学ラジオさんというYou tubeチャンネルに、アイヌ語研究者の中川裕先生が出演されている回があります。
ゴールデンカムイの監修者としてもおなじみの先生ですね。
【「富士山」がアイヌ語由来って本当? ゴールデンカムイ監修者に真相を聞いてみた。#321】
斜め上のキャッチーなタイトルすぎて、この動画は都市伝説系のもの…!?と思いそうになりますが、
地名とアイヌ語についての分かりやすく詳しい解説やおしゃべりが、
お昼のトーク番組のようなゆるい雰囲気で繰り広げられています。
ご興味ある方はこちらも覗いてみてくださいね〜。