イランカラプテ(アイヌ語でこんにちは)
夏休みがはじまって1週間たちましたね
(こちらは新千歳空港限定のジェラートリコリコさんの「空色ミルク」です。見た目も涼やか!)
今年の自由研究のテーマ、なんにしよう?
当店にも、きっかけになる商品が実はたくさん!
今日は自由研究きっかけノート特集その2【調べ物編】です。
◾️アイヌの人はどんな暮らしをしていた?
図解をみながら全体を分かりやすく知りたい!と思った時には、こんな本があります。
「調べる学習百科 アイヌ もっと知りたい!くらしや歴史」
イラストをふんだんに使って、アイヌにかかわる自然や暮らしのこと全般がとってもわかりやすく書かれています。村のこと、踊りのこと、神様(カムイ)のこと、食べ物のこと…。
ページ数もほどよいので、調べ物のはじめの一歩にもよさそうですね。
◾️アイヌの人はどんな服を着ていた?
アイヌの人たちは、昔は草や、魚などを使って服を作っていたけれど、
そのうちに木綿や絹を使った服を作るようになったらしい…。
なぜかな?そしてどんな服なのかな?
アイヌ刺繍入門「カパラミプ編」「チヂリ編」「ルウンペ編」「ミニチヂリ編」
この3冊にはアイヌの伝統的な3種類の着物の紹介と、その縫い方がくわしく載っています。
縫い方が詳しく書いてあるので、実際に小さな布で試しながら、ちがいを確かめてみるのも良いですね。
当店で取り扱い中の本ですので各1650円で購入することもできますし、
お店では着物を販売しているので、本だけでなく実物を見ることもできますよ
◾️アイヌの人はどんなものを食べていた?
「自然の恵み アイヌのごはん」
こちらは当店ではいま品切れ中なのですが、アイヌの人たちが食べてきた様々なごはんのレシピが載っています。
今の私たちにはちょっと難しそうなメニューもありますが、ニシン、とうもろこし、ジャガイモなどスーパーで手に入る材料で、その日のうちに作れるようなメニューもたくさん。
あまり聞いたことのない山菜なんかもでてくるかもしれませんが、それもみんな解説が写真つきで載っているのでわかりやすいです。
それをまた図鑑で調べてみたり、ごはんという観点からたくさんのことを広げていけそうですね。
◾️アイヌの人はどんな動物と関わってきた?
ゴールデンカムイを見た方はもしかして詳しいかも…?
カワウソやリス、熊など、現代の生活のなかではなかなか食べる機会がないものを食べているシーン、印象に残っているかもしれません。
アイヌのひとにとって動物は、食べるものであり、毛皮や内臓を利用できる価値のあるものだったり、そして何よりすべてのまえに全部の生き物を神様(カムイ)と捉えていました。
漫画や映画のなかに、気になるセリフやシーンがあったらそれをきっかけに調べるのもいいですね。
たとえばクマのことが気になったら、こんな本があります。
狩猟という観点から、本人の体験を通してアイヌとクマとの関わりを書いています。
「クマにあったらどうするか アイヌ民族最後の狩人 姉崎等」
アイヌと和人の間に生まれ、コタンで育った姉崎さんという方のインタビューが中心になって構成されています。
どんな風に狩りを学んだのか。どんなふうに自然に対して捉えているのか。読み応えがある本ですが、文章自体はインタビューがほとんどで話し言葉ばかりなので読みやすいのも良いポイント。
図書館なども利用しながら自由研究を進められるとよいですね。
皆様のすてきな夏休みを応援しております!
ちなみに当店では現在夏休みキャンペーン中!
アイヌ語の挨拶でシールがもらえたり、
前回のブログで紹介したキーホルダーや、プラバンでつくるグッズなどの図案をお配りしています♪
そちらもあわせてチェックしてみてくださいね~。