イランカラプテ!
(アイヌ語でこんにちは)
行者にんにく(アイヌ語ではプクサ、キト、キトビロ)
の季節になりましたね。
実は近所で仲良くしている方が、春になると行者にんにくをたくさんとってきてくださって…
今年もこんなにたくさんおすそ分けしていただきました!ドン!
醤油漬けにしておくと日持ちもしますし、ごはんにのっけて食べても、炒め物に加えても、の万能おかずになります
北海道では定番の春の味覚で、にんにくという名がついていますがニラのほうが近いかもしれません。
各家庭によってどんな風に食べるか、調味料の配分も違います。
スタッフ内で聞いてみたら、しょうゆだけに漬ける派、しょうゆ、みりん、酒を混ぜた調味液に漬ける派など…
そんな行者にんにくは、アイヌのひとたちにとっても古くから食べられてきたものでした。
オハウ(汁物)やラタシケプ(和え物)などに使われる重要な山菜です。
こちらの「アイヌのごはん」はアイヌの人たちが作ってきた、自然の恵みあふれる伝統的な料理を紹介しています。
山菜ひとつひとつの紹介が写真付きで載っていたり、レシピだけでなく食材についても知ることができます。
ちょっと手をかけないと難しそうなものだけでなく、今でも手に入りやすい材料で手軽に作れるものも載っています。
春の北海道ならでは味覚を味わうついでに、古くから食べられてきたアイヌの料理もぜひのぞいてみてくださいね