【採用担当からのメッセージ】これだけは絶対意識してほしい、履歴書や面接を勝ち抜くポイント | ほめらいふまがじん

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窓際OLのキャリアウーマンへの道

 

こんにちは。

8月も終わり、ちょっとは涼しくなってきたのでしょうか。

学生の皆さんは、夏休みが終わって学生生活がまた始まっているのかなーと思います。

 

そろそろ下半期終わりに向けて

転職考えたり既に活動していたりする方もいらっしゃるかと思います。

 

 

今日はちょっとお仕事モードで真面目に行きます(笑)

 

先日Twitterを眺めていると、

“知ったかぶり”について書かれていた投稿を見かけました。

どうやら、採用面接官の方なのだとか。

私も採用面接官としてに仕事をしていた経験があるので、

その経験から、面接の大事にしたいポイントをお伝えしたいなーと思います。


 

 

◎第一印象がとにかく大事!!!

・見た目の印象が、今後の採用活動に左右する

 

ぱっと見のインパクトや第一声っといった第一印象をとにかく大事にしてほしいです。

オフィスの入り口などで最初に対面した時の印象は、

意外と面接の時にも第一印象として頭に残るものです。

採用担当者も人間なので・・・ね。

 

例えば、身なり

ブランド品で固めろ!ということではなく、TPOをわきまえた服装であることが大切です。

会社によっては、フランクなスタイルや格好でもOKというところもありますが、

基本は、男性はスーツ女性はかっちりめのオフィスカジュアルが間違いないかと思います。

 

女性の場合は、新卒の面接じゃないので、リクルートスーツは必要ないかと思います。

センタープレスのパンツにジャケットを羽織ればそれなりにかっちりした印象は出ます。

 

あと、ニオイにもお気をつけください。

書くつもりじゃなかったけど、今、カフェにいたら近くに座った男性の体臭がかなりきつくて

思わず書いてしまいました(笑)  

2mくらい離れてるけど臭うってマジでやばい。。。

 

匂いは重要です。

 

汗臭い、部屋干し臭、タバコくさいといった臭いはもちろんNGですが、

かといって香水をふりかけまくったようなキツいニオイも御法度です。

香水は、ほんのり香るくらいがいいですね。

つけ過ぎにはお気をつけください。

意外と女性より男性の香水の方がきつい場合もあります。。。

 

 

・声の第一印象で採用試験官のテンションも変わる!?

 

オフィスや面接会場に入った時、面接開始の時の挨拶が結構重要です。

 

普段、人と会った時、最初に発する言葉はなんでしょうか?

「こんにちは!」とか「初めまして!」ですよね。

会ったその瞬間の第一声でかなり印象が変わります。

 

ドアが開いて現れた瞬間、「こんにちは!」と爽やかではっきりとした声で入室される方はかなり好印象です。

逆に、自信無さそうに、そろ〜っとドアを開けて、細々とした声で登場されると、

なんだかこちら側も気落ちしてしまいます。

 

採用担当者も人間ですし、大量に新卒をとるような会社では、丸々1日面接漬けなんてこともザラにあります。

そんな中で相手のテンションまでも奪ってしまうような方が入ってきたらどうでしょう。

よっぽど秀でるものがない限り、採用されることはないかと思います。

 

 

 

◎正直者が馬鹿を見るって言うけど、ある程度正直な方が絶対いい

・嘘をつくことと誇張して表現をすることは違う

 

仕事は信頼と信用で成り立ちます。

いざ会社で仕事を始めた時に重要になってくるものの一つが報連相です。

進捗報告とか日報とも言いますかね。

これもお互いの信頼信用に関わる大切なツールです。

 

そこでは、うまくいっていない事については正直に書いて欲しいものです。

あーーこれ怒られそうだな・・・とか、

書きたくないな・・・とか、

思うことがあるのはわかります。誰でも通る道なのではないでしょうか。

とはいえ、事が大きくなる前に「問題点」を知っておきたいのが上司の本音です。

そこで嘘をつかれ、万が一にも事大きくなってからではもう遅いのです。

 

面接では、この人は本当に信用できるかな?という部分も見極めます。

わざわざ真意を試すような質問はしない場合が多いかと思いますが、

質疑応答の中で、嘘をついていたり、知ったかぶりをしていたりすれば、わかります。

 

以前私が面接担当で新卒採用面接の場にいた際、上司が受験者に対して

「「法令遵守」とはどういうことだと思いますか?」

と質問を投げかけました。

その時の受験者はちょっと間を置いて考えた後に答えた回答は、

明らかに法令遵守とはかけ離れたものだったのです。

 

きっと受験者の方は、何か回答しなければ!との思いから自分なりの回答をされたのかと思いますが、

明らかに間違っていることを答えてしまっては、元も子もありません。

 

「すみません、わかりません」

と正直に回答することも一つの勇気です。

 

逆に、自分のアピールしたいポイントを誇張して表現することは、全然ありだと思います。

できないことをできる、というのは入社した時に自分が困ってしまうのでやめた方がいいですが、

レベル3くらいできることをレベル4、5くらいできます、と伝えることはOKかなと思います。

物にはよりますが、正直、採用試験官はそのレベルの細かい話はわからないです(笑)

 

感覚は人によって違うし、捉え方も人によって違います。

どうしてもここはアピールしとくべきだ!というポイントは、多少色をつけてお伝えしてみてもいいのではないでしょうか。

 

 

・謙虚であることと卑下することは違う

 

自分のことを表現する際には少し注意が必要な場合があります。

 

「謙虚な人」は、好感度が高いです。

謙虚とは、

〘名〙 (形動) 謙遜で、心にわだかまりのないこと。ひかえめで、つつましやかなこと。へりくだって、つつましやかにすること。また、そのさま。

という意味合いですが、面接をしていく中で、

この人は謙虚な人なんだろうな〜と感じられると、プラスポイントをつけたくなります。

 

反対に、自分のことを「卑下する人」はあまりいい印象とはいえません。

卑下とは、

〘名〙 (形動)
① おのれを低くし、卑しめること。へりくだること。また、気がひけて遠慮がちにすること。また、そのようなさま。
② 卑しめ見下すこと。また、そのようなさま。
③ 卑しいこと。みすぼらしいこと。

という意味合いを持っています。

 

どちらにも「へりくだる」という意味合いがありますが、自分自身を上げて話すのか、落として話すのかの違いです。

 

例えば、「〇〇さんは、高校生の時は野球部でキャプテンをされていたんですね!」と言われた時に、

謙虚な人の回答は、

「はい!正直、100人の部員をまとめることは、自分にできるのだろうかと不安はありましたが、

前キャプテンや顧問の先生からの背中押しもあり、3年生でキャプテンとしてチームをまとめ、勝利に導くことができたのは、

自分にとっての大きな自信になりました。」

 

自分のことを卑下する人の回答は、

「いや、やりたいと言ってキャプテンになったわけではないのですし、他に適任な人もいたのですが、先輩がどうしても僕にやって欲しいというので仕方なく引き受けました。キャプテンとして、何かこれといって力を入れたことはないのですが、結果的にはチームが勝てたのでよかったです。」

 

二つの例を出しました。

自分のことを卑下する人は、どこか他人と比較したり、スキルやテクニックが劣っていることに

劣等感を感じているような表現になりがちです。

 

一方で、謙虚な人は他人への感謝の念があったり、自分の思いそのままを素直に伝えている印象です。

 

謙虚な人の方が、好印象なのは間違いないですよね。

 

 

 

◎魅力的な人と仕事をしたい

・まずは履歴書で自分の魅力を最大限アピールしよう

 

典型的に学歴社会傾向がいまだに強い日本は、やっぱり出身大学や経歴を最初に見てしまいますし、

応募者の多い大手企業は、出身大学やバックグラウンドなど履歴書の情報だけで足切りされてしまう場合もあります。

 

大学こそ優秀じゃないけど、

その辺の人よりずっと体力と気力とメンタルの強さは兼ね備えてるのに、

それをアピールできる面接をさせてくれないなんて、世の中冷たいな〜

と、わたしも学生時代に思っていました。

 

採用担当になって思いますが、

履歴書やエントリーシートを見るとき、もちろん会社によってチェックするポイントは違いますが、

感覚的に誠意や熱意が伝わる書き方や文章だと、もっと読んでみたい!と思うし、

逆にそれが感じられないと、もう見なくてもいいかなーと、正直思ってしまいます。

(どんなに字が汚くても、私は全部一応見ていますよ!!笑)

 

企業には膨大な数の履歴書が届きます。

全ての履歴書や経歴書、エントリーシートにじっくりと目を通していると日が暮れるどころか気づけば夜明けになってしまいますし、採用担当はスーパーサイヤ人でもなんでもないただの人間なので、集中力にも限界があります。

「読むor読まない」の振り分け作業で生き残るには、履歴書にも「魅力」が必要なわけです。

 

素の自分を見てほしい!と思ったら、当たり前ですが面接まで進む必要があります。

採用担当の目を惹くほど魅力のある履歴書だと、コイツ、会ってみたいな!と興味が湧きます。

 

どんな履歴書が魅力的と言えるのでしょうか?

それは、業界や社風、採用担当者次第なところもあるので一概にこれとはいえないですが、

ポイントは4つあります。

 

✔︎字が綺麗、整っている

✔︎読みやすい

✔︎わかりやすい

✔︎思いが伝わるもの

 

読み手の立場に立って、この4つのポイントを押さえられていたら、

読みたくなる履歴書が完成するかと思います。

 

読みやすくてわかりやすい履歴書とは、

一言で伝わる見出しがあったり、伝えたいことが強調されていたり、

かといって、全て強調されているわけではなく全体的にバランスのとれた見た目であることも重要です。

 

また、特に指定がない限りは、PCよりも手書きの履歴書の方が温かみと熱意が感じられるので、

個人的には手書きで履歴書を作成することをお勧めします。

 

 

・面接は、自分の魅力をプレゼンできる場

 

面接担当者は、1日にたくさんの受験者と向き合います。

その中でも、特に印象の残る存在であることが面接を勝ち抜くポイントです。

目立ったり派手な格好をして印象に残れ、というわけではありませんが、自分の存在をしっかりアピールすることは大切です。

 

自分の過去の経験から、その会社に対して、

自分が役に立てることは何か、

共感することは何か、

チャレンジしたいことは何か、

などをアピールできるといいのではないかなと思います。

 

面接の場はいわば、自分と会社のマッチングを図る場です。

会社側は、戦力になる人材を求めているわけですから、その観点で自分の魅力を売り込みましょう。

 

目の前の女の子に、自分を彼氏にしてほしいって思ったら、共通点探したり、その子が好きなことや好きなものを探ったりしますよね?

面接の場も一緒です。

 

 

 

◎さいごに

 

自分の経験と、自分が就職活動していた時のことを思い出しながら書いてみました。

伝えたいことがありすぎて、久しぶりの超大作です(笑)

 

面接の時のポイントや履歴書を書く時のポイントもお伝えしましたが、

実際にやってみてわかることもたくさんあります。

 

今まさに就職活動をしている方たちや、これから就職活動を始める方、転職活動をされている方にも

お役に立てる内容かなと思いますので、

ぜひみなさんのお役に立てたら幸いです。

 

第一志望の内定ゲットできることを願っています!!