イギリスのEU離脱とは何なのか | 将来へのツケを減らすために

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ども、りょうです。

先日、イギリスが国民投票でEU離脱(ブレグジットと呼ばれます)を決めました。イギリスで決めただけなので、今後はEUとイギリスでどうしていくかが話し合われます。

結局、ブレグジットって何だったのかというと、移民問題です。

そもそもEUって何なのかというと、ヨーロッパの国同士で作ったグローバル化実践グループです。グローバル化とは、ヒト、モノ、カネの移動を自由にすることです(カタカナで書く理由は、読み間違えず、書き手と読み手で同じ対象を認識するためです)。
このEUというグループの中で、グローバル化しましょう、特にヒトの移動を自由にできるようにしましょうという条約を結んで、やってみたわけです。
ユーロって何だっけ?というと、ユーロは通貨であり、同じくヨーロッパの国同士で作ったグローバル化実践グループで使える通貨です。このユーロ圏というグループの中で、グローバル化しましょう、カネの移動を自由にできるようにしましょうという条約を結んでやってみたわけです。

EUとユーロ圏は同じではありません。イギリスはEUに加盟していますが、自国通貨ポンドを持っています。

では、話をEUに戻すと、EUは人道支援をする、と、条約で定めています。そのEU加盟国に、ヨーロッパの南、中東のシリアの辺りから難民が何百万人という単位でEUに流れてきています。そんなに大量の難民の衣食住を確保し、健康を保つのは、受け入れるEU諸国にとって大変な負担になります。その上、難民が生活するために働いてお金を得ようとなると、安い給料でも働こうとするので、もともとその地域に住んで働いていた人々から見れば雇用が奪われ、給料の安さ競争に巻き込まれることになります。

こうした問題があるため、EUの人々の多くは移民受け入れを問題視しています。しかし、EU加盟国が移民受け入れを拒否することは、条約違反になるので、できません。EU加盟国は、EUの条約にある事柄ついて自分の国で変えることはできないのです。要するに、主権がないのです。

EU加盟国の人々は、EUが行き過ぎたグローバル化だったことが、移民問題が出て、やっと主権がないことの問題を認識できたのです。しかし、人はどこかに「住む」ものですから、移民問題は一度発生すると取り返しがつかなくなる可能性が高い問題です。国民と移民の対立だけでなく、国民同士も離脱派と残留派で対立、分断してしまいます。

当然、イギリスも同じ問題を抱えていたため、EUを離脱したいと考える人が増えました。そして、先日国民投票をしてEU離脱派が過半数となったのです。

僕は、主権を取り戻すことは正しいことと思います。ただし、多数の国同士で結んだ約束を破棄するのですから、当然大変な道です。

つまり、ブレグジットは移民を受け入れる大変な道を進むか、移民問題を軽くする大変な道を進むか、その選択が今回の国民投票だった訳です。

しかし、メディアは本来問題となっていた移民問題はそっちのけで、ブレグジットでイギリス国民が後悔しているとか、失敗だったという考えばかり取り上げて、逆グローバル化は間違いであるように報道します。この偏りは意図的と感じます。

移民問題、みなさんはどう思われますか?

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