象の夢を見たことはない -246ページ目

『ラースと、その彼女』

とあるブロガーさんのブログで見て良かったと。で借りてみた。

ラースと、その彼女 (特別編) [DVD]

¥2,748
Amazon.co.jp

Mr.サンシャインと知人から呼ばれているラースはシャイで人見知り。特に女の人と話すのはまったく苦手。兄のガスとその妻カリンが住む実家のガレージに一人で住んでいる。そんなラースを兄の嫁カリンはひどく心配し、なにかと世話を焼こうとする。
ある日ラースは、カリンにインターネットで出会った女性がいると実家の玄関先で。カリンとガスはびっくりするがすごく喜んで中に入るようにと。しかし、ラースが連れてきたその彼女ビアンカは、アダルトサイトで販売されているリアル・ドールだった。


この映画をファンタジーという人は、ちゃんと観てないからだろう。
細かいところに気をくばって見れば、いろんなところに気づく。

ある種の演劇でもそうだが、設定がエキセントリックなものは、逆にディテールが大事だったりする。
ディテールを詰めることで落差を感じる。この映画の場合、それはラースをめぐる人たちの感情。
その中心にいるのはラースである。見ているうちに自分も町の人と同じようにラースに感情を振り回される。

純粋であることは残酷だったりする。ラースには人の感情が見えていない。見えているのは自分の感情だけ。町の人であった筈の自分が、いつのまにか自分がそんなラースであったことにも気づく。

ラースとビアンカは相似である。リアルドールに振り回される人々。それらはただ存在しているだけなのに。

彼らの出現に驚く人々。異常だと思っていた彼らの存在が、いつのまにか自身を写す鏡になってたりする。
この映画、やはり最初はとっつきにくくて戸惑った。

確かに「ん?それはないやろ!」ってやりすぎなとこも多々あるのだが、キュートな感じに作ってあるのでそこに逆に救われたりとか。やっぱファンタジーなのかなあ。最後、ガンバレ、ラース!ってなる感じ、やっぱり、ファンタジーです天使。でも単なるファンタジーではない良い映画だと思う。最後のシーン含め、女医さんが作品をいい感じにキープしてます。
第80回アカデミー賞 脚本賞ノミネート。第65回ゴールデン・グローブ賞 主演男優賞ノミネート作品。

もう一丁

チケット買っちまっただ。行くぜ、渋谷クアトロDASH!

てことで、今週の土曜日10/31(土)渋谷クアトロでのLAF STYLE Vol.9からもう一丁アップ



やっぱミクスチャーいいよね。

次はあるのか…

BOMBFACTORY。


渋谷行くべきか。
オープニングアクトはChokesleeper

LAFSTYLE vol.9
2009.10.31(土)
渋谷CLUB QUATTRO
OPEN/START
17:00/18:00

出演
B-DASH
BOMB FACTORY
dustbox
LAST ALLIANCE
UZUMAKI
(ABC順)

DJ
井手大介
onanie master crew
101(LAF)

チケット一般発売9月19日
前売り:2,800円(D別)
当日3,300円(D別)

乙女なげやり

最近気になっている三浦しをん。
『まほろ駅前多田便利軒』読んで、「硬派だねえ、ちょいと」なんて思っていたのだが。

どうも人格というのはよくわからない。えっ、こんな人だったの?
エッセイはまるで別人格というか、どうもこっちのほうが地らしい。
読み進めると結構、へたれな感じがそこはかとなく。。

というか、かなり腐女子臭乙女ちっくな。
しをん。もう「を」って書いてしまうところが考えてしまえばもともと怪しいわけで。ヲといえばヲタな感じホルモンのナヲちゃんとか。

いやいや、あんな硬派な小説を書ける人がそんな。。なんて心の否定が、BLとか、BLとか、BLとか
そういえば『まほろ~』の多田と行天というムサい男の組み合わせというのも…なんてあらぬことまで考えてしまう。てか、そうなのか、やはり。高村薫も硬派な小説を書くがそうだったりするし。え?

しかし、この方の妄想というのはかなりな女子力だと思う。女子力、一歩間違えばヲタ…と思ったが基本的なエネルギーとかベクトルというのは同じで、この妄想力から出ているのかもしれない。
姪っ子ども、4歳と6歳、こないだ妹と一緒に名古屋のうちまでお泊りにきたのだが、観察しているとそんな年齢で鏡を多用する。というか姿見の前でなんども自分の姿を見たりするのである。男のコならそんなことはない。基本鏡なぞ見ない。女は女に生まれるんだねえとおもっていたのだが、どうもそういうことらしい。どういうことだ。

エッセイ、文体もナン○ー関っぽいといわれればそうらしく、弟にも家ではブタちゃんと呼ばれているようでそれなりに意識してるもよう。。そうだ、ほんとは『人生劇場』を買うはずだったのである。『乙女なげやり』なんぞという妙ちくりんな題名に有無を言わせず右手を持っていかれた。

乙女なげやり (新潮文庫)/三浦 しをん

¥500
Amazon.co.jp

しまった、これではまた『人生劇場』も買わなくてはいけないアップ

そう、要は結構気に入ってしまったのである。
おばあさんの話とかも書いていたのだが、そのおばあさんの言葉がどうも似ている。うちのばあちゃんたちが話す言葉と似ているのである。どうにかすると、というかまてよ、いやいや、なんて読んでいると明らかにそのおばあちゃんが住んでいる村の面持ちが。。こ、これはと。ネットで調べたらやはり。。
親近感5倍増しである。なんだ、そうだったのかと。そうか○杉のコか。東京ッコのふりしているが、東京に住んでるったって町田っしょ。なんて途中からダチ感覚である。これからも応援せねばなるまい。

ホルモーVS乙女

鴨川ホルモー。

「なんやホルモーって?」というベタから入ってしまう。思う壺である。

「そうだ京都、行こう」。いまどきそんなJRのCMに踊らされたくない。
だが、しかし秋も深まるとなぜだか京都に行きたいのである。だが、今更京都のいったい何を見ればよいのか…

で、ふらふらと書店に入り目に入ったのが『鴨川ホルモー』と『夜は短し歩けよ乙女』。

鴨川ホルモー (角川文庫)/万城目 学

¥540
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夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)/森見 登美彦

¥580
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んで、両方ともに出てくるのが、吉田神社だったり、出町柳駅だったり、百万遍だったり。夜に繰り出すのが先斗町で祇園、四条河原町。うーん、なんか偏っている。てか、吉田神社ってどこよ?

京大なんて雲の上だったのだが、ええなあ京大、楽しそうで。ひさびさに学生時代を想い出した。そうそう、こんなことしてるから、なんら実りがない大学時代をおくったんだよと。

でも結局、生まれ変わってもおんなじようなことしてしまいそうな自分にある意味戦慄してしまった。
それもまた一興なのかもしれないと思わされるところが、この二冊の本の面白さだったりする。

で京都だけれど、あそこはやっぱり学生のときにおもしろい場所なんだとおもう。一人で行ってもたいしておもしろくはない。どうやら本の選択を間違えたようで。。一人でまったり遊べる感じの紀行本とか探すべきだった。なんかそういう本知りません?