象の夢を見たことはない -177ページ目

ps. 『BYEE the ROUND』

坂本:柄谷さんが、バスケットのクラブのことをどっかで書いてたでしょ。あれは、音楽のバンドなんか全くそうでしたね。YMOもそうだけどさ、ほとんど話なんかしないんです。会話がないの。
柄谷:ないね。チームワークとかいうのはウソでね。
坂本:ウソウソ。
柄谷:会ってるときはケンカばっかりしてるとか、顔も見ないって、そういう感じ。
坂本:YMOも中期以降はそうだったもんね。ほとんどスタジオに一緒にいないで、僕がパッとやるじゃない。違う日に誰かが来てパパパってやって、細野さんが来てそれをまとめたりとか、もうほとんどバンドとは言えないようなバンドだった。
柄谷:どこに書いたのか忘れたけど、とにかく、パスするときに、必ず1メートルか2メートルか離れたとこにパスするわけですよ。そこにこいつは来ていなくちゃいけないって思う。むこうもそうなの。それを逃がさないように行くわけよね。もう見ないでパスをやるわけ。そういうのが仲の悪い同士でやれてて、それでわりと強かったんだ。
坂本:でもバンドってそうじゃない?
村上:バンドってそうだよね。
柄谷:意地悪しながらでもさ、試しながらやるっていう感じなのね。でも、民主主義っていうのはそうじゃないの?

以降は『EV.cafe』で読まれたし。柄谷行人・坂本龍一・村上龍の対談部分。

$ニャンちゅうなブログ-E.V.cafe

そんな感じで仕事ができたら、あきらかにそのグループは強いね。それぞれが野武士でプロフェッショナルな集団。なかなか、日本の会社ではそんなチームが組めることってない。そこが彼らの言うように日本人の弱さなのか、でも市場での商品の強さに変わるのかは、うーん。むずかしい。どっちなんだろ。

たぶん、客にコウタくんが投げたボールなんだよね。この『BYEE the ROUND』ってやつ。あるいはアタックか。
そんな感じでライブはお客さんと彼らとのボールの投げ合いで熱い試合になる。
オイラは、じいさんなので後ろでそれを愛でるという。
そんな構図になるといいなあ。楽しみ。姑息な現場主義。でもたぶん壁際で踊る。

『BYEE the ROUND』  バイザラウンド

最初に言っておくがオレは音痴だ。
バイザラウンドのDROPを聴く。

難解。

明確な輪郭があるのは「ゴールド」「ファイヤー」「UFO」だけ。
これが受け入れられるほどマーケットは成熟してないし、おそらくこれからもすることはない。
と思う。我こそはと思う選ばれたヤツだけが聴ける。

オイラには、詰め込み過ぎた3時間半の長編映画ディレクターズエディション。
音も詩も凝り過ぎて筋が見えない。

「この三十年ほども、読者のことを考えて主題と書き方を選んだ形跡がない!きみは、小説の第一稿を書いた後、(中略)すっかり書きなおすだろう?当然文章は読みづらいものになっていく」「自然な呼吸じゃない人工の音楽になるからね」「労作(トラヴアーユ)は作家のやることで、読者がやらされるものじゃない」

という一節が、大江健三郎の『取り替え子(チェンジリング)』の中にあるらしいが…
大江健三郎、途中まで読んで読みきったことなし。
が、彼はノーベル賞は受賞しているな。彼も確信犯だ。

コンポーネント全体が見えないし、見通せない。

とにかくライブだ、ライブ!!

音楽にはそれがあってそれがすべてだ。文学ではない。
彼らが突き付けた答えは現場でしかたぶん見えない。

$ニャンちゅうなブログ-BYEE the ROUND

またもや雨

またもや、雨。

雨の日に単調な作業をしているとだいたいループする。

なにがって、モーモールルギャバンがだ。

去年、池下upsetのライブスケジュールのページでこの写真を見てからだ。

$ニャンちゅうなブログ-モーモールルギャバン

なんだ、このコは。

でPVを見にいって、やられた。



ヤラレテシマエ ドクロ 

くっすー。

きーみは、ベイビ。ベェイビ。あかんぼおーぅー♪うーうーうー♪

雨の日の日記

雨の中、泳ぎに行って溺れそうになる。
かなり気力がヤバめ。
とりあえず無理やり1500mばかし泳いでなんとか。
無理にでも、ゆっくりでも泳いでいればなんとかなる。

そんな感じだ。
そのあと家で料理していて、沢田研二を知らない間に口ずさんでいた。
なぜにだ?
弱っているときは子供の時に流行っていた歌がなぜか出てくる。のだろうか?

子供のときと言えば、歴史の教科書について、米原万里さんが、斎藤美奈子さんの「どうする『かわいい帝国主義』」を引用して、

東南アジアブームで大挙して韓国やベトナムを訪れる日本のお嬢さんたちの頭の中は、「新しい歴史教科書をつくる会」が心配するように自虐史観に染まるどころか、「史観もへちまも、知識が絶対に不足して」いて、そこがかつて日本の占領地だったことすら知らず、現地のガイドに呆れられている。

っていうことを書かれていて、グサッと。
そうだよ、オレって太平洋戦争時に日本がどこまで占領したのか知らない。そんな状態でベトナムへ旅行行ってたわと。

「肝心の近現代史を消化しきれぬうちに年度末を迎えるのが、この国の歴史授業の定石なのだ」から、「教科書の中だけ見ていても、現状は把握できない」というのだ。

いや、まさに。まさにおっしゃるとおり。と苦笑い。
高校で、近代史から遡って教える先生に習ったら、もっと歴史の骨組みについて自分で考えたろうにと思ったりもする。大体古い時代なんてモノも残ってなくて結構いい加減なんだし。(←失敬)

読んでいたのは、

$ニャンちゅうなブログ-うちのめされるようなすごい本

この本、よく読ませて貰っているブログで紹介されていたのだが、オブラートに包んだ毒舌がなかなか笑える。で、ときどきグサっとやられたり。ちびちび読むにはもってこいの本だと思う。

あ、上のジュリー、カサブランカ・ダンディへクリックで飛びます、ようつべ。
ひさびさ見たけど、こんなカッコよかったんだ。。いやいや、あなどれない歌謡曲。

Another Girl Please

ヘルプ!!



4人はアイドル的な。
おなご、はべらせてるなぁ。

このときの平和な感じが結構好きだ。
中学のとき、初めて買ったアルバムが『ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!』。
でも、なぜか『ザ・ナイト・ビフォア』とか『アナザー・ガール』とか『涙の乗車券』が好きだった。不思議だ。この映画を見てたから?そのせいか、途中で変調する曲がやたら好きになったようで、今でもそれは変わらない。友達と遊んでるときが一番楽しかった、そんな時代。

ここから、『ラバー・ソウル』、『リボルバー』、『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』といきなり大人になっていく。アルバム眺めているとほんとに人生の縮図って感じで、解散後まだそれぞれの人生があって、っていうのがなんとも…。人生何度も生きてるって感じ。やっぱ、そうじゃないと。何度も変調しちゃえばいいじゃない。そして最後に戻ればいいじゃない?

てかナンボほど世界中周ってんねん、この時代に。正味の話。
負けられへんでしかし(横山やすしふう)