いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。

今、ヨガの勉強中とかマインドフルネスの勉強中、とか言いながら、
赤ちゃん向けのスキルアップの講座も初めてしまいました…

1つ終わってからまた1つ始めればいいのに、本当に懲りない…。

ただ、最近ベビーヨガが自分でもイマイチな気がしていて、
(本来、集客しないからお客さんが来ないので、スキルアップより先にするべきことはあるのですが…)

ヨガの方もそうですが、もっと体の仕組み(赤ちゃんの運動発達)に沿った、エビデンスの高いレッスンをしたいな、と思っています。

もちろん、今までがエビデンスが何もなかったわけではないのですが、
お伝えしてきたポーズや遊びが、お子さんの発達段階に対してちょっとざっくりしていて、
発達のお悩みに個別に適切に応えられる内容ではないなと思っていました。

10年もやってきた講座なので、自信もってやればいいのですが、
乳児院で様々な月齢の赤ちゃんを日々見ていて、

例えば、だいたいの教本に書いてある運動発達と言えば、首座り、寝返り、ずりばい…と並んでいますが、
実はこれらの発達の間にも、

手をじっと見る、うつ伏せになると頭を上げる、仰向けで足を持ち上げる、足を左右に倒す、…

のように、様々な動きが徐々にできていって、新しい1つの運動ができるようになっていることが分かりました。

赤ちゃんは誰かに教えてもらうのではなく、いろいろ試行錯誤しながら、偶然できた動きを体得していくので


寝返りにしても、ハイハイにしても、その過程にある細かい動きの何かが揃わないと、新しい動きにつながらないんだろうと思います。

特に、自分で体得するので、スタンダードではない動きを先に獲得してしまうこともあります。


早くつかまり立ちをしてしまって、あまりハイハイせずに歩けるようになってしまう赤ちゃんとかですね。

そんなお子さんの発達をお手伝いできたらいいなと常々思っていました。

別に、ハイハイしなくても歩くことはできるのですが、

ハイハイをたくさんしてから歩いた方が、転倒するとき手が前に出やすくなるので、
ハイハイはたくさんしておいた方がいいとか、よく言いますよね。

ただ、今まで、発達を促す方法をもっと体系立てて学んだ方がいいと思いながらも、
それを取り入れて来なかったのにも、訳があります。

それは、これだけいろいろ教えていると、

まして講師が助産師だと、

盲信されて、ママに不安を与えることがあるかもしれない、ということです。


先程、私がハイハイの例を挙げましたが、「え?ハイハイってさせなきゃダメなの?うちの子しないんだけどどうしよう!」
と不安になるママが一定数出てくると思います。

もちろん、そのためにどうしたらいいか伝えていきたいとは思うのですが、

私が一番大切にしたいのは、ママが安心して、楽しく子育てできるのが一番ということです。

例えば、私の子どもは歩行器が大好きで、
家事で手をかけられない間、毎日楽しそうによく動き回って遊んでいました。

歩行器は歩ける力がまだ備わっていないのに歩くことを覚えてしまうので、発達上はあまりよくないと言われています。

ですが、あれがなかったら、家事が大変だったと思うし、
子どもも退屈な毎日だったと思います。

他にも、バンボ、前向き抱っこ、テレビ、スマホ、

正常な発達を促す上で、よくないと言われるものはたくさんあります。
ですが、それらを全部ダメと言われて、子どもの発達に望ましい生活をしなきゃと思うと、ストレスですよね。

そういうこともあって、私のベビーヨガでは、
「発達を促す効果はあると言われていますが、私はそんなことよりも、ママと赤ちゃんが楽しんで過ごせたらいいなと思っています。」
とお伝えしてきました。

なので、そもそも発達を促す方法をさらに勉強することにお金をかける必要があるのか、と悩んでいました。


私のレッスンは500円ですし(場所代がなかったら300円くらいで教えたいですし)、
5万円くらいの講座を受けるでも、
ペイするのにいったい何年かかるんだか(笑)

ですが、大人のヨガをちゃんと解剖学から学び直すなら、ベビーヨガも同じく解剖学や発達から見直して、
ママの不安をちゃんと解決してあげられる講師になりたいと思い、
思い立ったら我慢がきかず、即スタートしてしまいました(笑)

でも、大人と子どもで体のつくりの違いはあっても、同じ人間として共通する部分はあるでしょうし、
逆に、どう違うのかきちんと押さえておかないと、かえって謝った知識で進めてしまうかもしれません。

自分としても、今は勉強に集中する期間と決めないと、いつまでもインプットするばかりでアウトプットしなくなってしまうので、いい機会なのかもしれません。

勉強の成果は、また時々お知らせしていきたいと思います♪

では、今日はこの辺りで。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。