おはようございます
ヘアメイクアーティスト・エマブールの小川敬子です
今日は前回ブログに綴った動画撮影の続きをご紹介しながら、ドラマや映画などの撮影でのメイクの仕方や大切な技術についてご紹介していきます。
このブログの信頼性について
9年間ブライダルヘアメイクの経験を積みました。
現在、フリーランスとしてCMや個人撮影などの現場で活動を続けています。
外でのロケーションシーンの撮影後は企業様のオフィスをお借りして、ご新婦様の日常シーンと言う設定で撮影が行われました。
ドラマや映画の撮影もこのような感じで収録が行われます。
この撮影も本当のご新婦様ではなくモデルさんなので全てが「架空」ですが、見る側の人に親近感を持ってもらう必要があるので、細部までリアルに再現する必要があります。
言い換えると、見ている人が違和感を感じてはいけないと言うことです。
Make:Yukiko Ogawa(AimaBle)
プロモーション用の撮影ですが、メイクの技術を駆使「しすぎない」ようにメイクをしています。
たとえば、
・肌のツヤ感は控えめに。
・眉をキレイに描きすぎない。
・メイクを濃くし過ぎない。
モデルさんの眉は、形はキレイに描いていますが眉尻を太めにしています。
これにも理由があって、一般的に皆さんが使っているアイブロウペンシルの芯の太さは1.5mmのものを使われていることが多いです。
アイブロウパウダーだけで眉を仕上げている人も多いので、一般的な太さに合わせる形で太めにしています。
細かい部分ではありますが、このような点まで想像を働かせてメイクを仕上げることで、よりリアルに働く女性像を創り上げることができます。
ランチ風景の撮影シーン。
リラックスして自然に談笑しながらお食事をしています
私たちメイクアップアーティストの仕事は、キレイにメイクを仕上げるだけではだめなんです。
大切なことは、メイクをした人が自信を持ってその役になりきれるメイクをすること。
今オンエアされている、小芝風花さん主演のドラマ『彼女はキレイだった』。
このドラマで小芝風花さんは、ボサボサの髪型とメイクもスッピンに近い状態で「自分の容姿に自信がない」女性を演じています。
女優さんだからと言ってすべてをキレイに仕上げません。
先ほどからも書いていますが、「イメージに合わせること」が一番大切だからです。
見た目の印象は自分の心にも影響を与えます。
役者さんが役になりきるためには、見た目がその役どおりのイメージに仕上がっていないといけません。
私たちの仕事は、見た目を整えるとともに心を整えることも仕事の1つであり、技能として求められる部分でもあります。
こう言った点を考えながらドラマや映画を観ると、違う視点から作品を楽しむことができるだけでなく、自分のメイクにも生かせることが多くなります。
ドラマや映画を観るときは、髪型やメイクも注目して見て下さいね。
今まで女性モデルさんの髪型やメイクについてお話をしてきましたが、次回は男性モデルさんの髪型やメイクについてご紹介します
Client:The Movie W
Model:Erika Kaneko(Freelance)
Hair:Yuki Yabe
Make:Yukiko Ogawa(AimaBle)
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