店頭看板の事例(カフェバー店のアペロ) | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

カフェバー店さんの『アペロ』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

 

【現状の店頭看板の書き方】

 

 

【コメント】

 

カフェバーさんが、『アペロ』をおすすめしている店頭看板です。

 

『アペロ』とは、軽におつまみを食べながら気軽にお酒を飲むフランスの習慣です。

 

→この辺りを少し付け加えてみたいと思います。

 

 

ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

 

『>』が原文。

 

『→』が説明文。

 

『◆』が変更文。

 

 

 

【現状看板の文章】

 

>昼飲み ¥500~

>・ビール

>・ワイン

>・ハイボール

>all¥500

>アペロしませんか?

>店内喫煙OK!

>お気軽にどうぞ!

 

 

 

→まずは、問い掛けから始めます。

 

→例えば、『お昼のカフェでアペロを楽しんでみませんか?』

 

→この後、アペロの説明をします。

 

→このような聞いたことがない言葉は、必ず説明が必要です。

 

→そうしないと、お客さんは分からないものに対して避けてしまいます。

 

→説明してから、その良さを伝えるのです。

 

→最後は、必ず行動の促しを行います。

 

 

 

【変更後看板の文章】

 

<例えば>

◆店頭看板の事例(カフェバー店のアペロ)

お昼のカフェでアペロを楽しんでみ
ませんか?

アペロとは、軽くおつまみを食べな
がら気軽にお酒を飲むフランスの習
慣です。

忙しい日常からちょっと離れて、お
しゃべりをしながら、リラックスし
た時間が過ごせます。

ビール、ワイン、ハイボールなどの
飲み物が1杯500円

最近は、外出が難しい夜よりも、昼
飲みが人気になっています。

ぜひお友達と一緒に足を運んでみて
くださいね。
『店名』『電話番号』『営業時間』

 

 

 

【今回のポイント】

 

→聞いたことがない言葉で、それに代わる言葉が無い場合は、しっかりと説明することが今回のポイントです。

 

→その言葉の内容が分かると、『そういう内容なのか』と、何となく理解してもらえます。

 

→最初は、何となくでもいいので、必ず説明しましょう。

 

→ハッキリと理解してもらうには、やっぱり実際に体験してもらわないと分からないからです。

 

→しかし、何となくでも、『どんな雰囲気なのか』、体験してみたいお客さんは現れます。

 

→ここを省くと全く反応してもらえないと理解してくださいね。

 

 

 

こんな感じです。

 

店頭看板の書き方はいろいろあります。

 

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

伊丹芳則