店頭看板の事例(美容室のヘアアレンジレッスン) | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

美容室さんの『ヘアアレンジレッスン』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

 

【現状の店頭看板の書き方】

 

 

【コメント】

 

美容室さんが、『ヘアアレンジレッスン』をおすすめしている店頭看板です。

 

もう少し詳しい内容を付け加えたいと思います。

 

 

ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

 

『>』が原文。

 

『→』が説明文。

 

『◆』が変更文。

 

 

 

【現状看板の文章】

 

>『店名』でヘアアレンジレッスンNew

>今年こそ!アレンジ上手になりましょう!

>1時間(ご予約制)

>個人レッスン 3000円

>ペアでレッスン お1人様 2500円

>『電話番号』

 

 

→まずは、『どんな方におすすめしたいのか?』から始めます。

 

→例えば、『感じの良いヘアアレンジが自分でできるようになりたいあなたに』

 

→しかし、それが上手くできないことを察して投げ掛けます。

 

→例えば、『素敵なアレンジにしたいけど、どうしてもできないと困ることはありませんか?』

 

→この後、できない理由を伝えて、ヘアアレンジレッスンにつなげます。

 

→最後は、行動の促しです。

 

 

 

【変更後看板の文章】

 

<例えば>

◆店頭看板の事例(美容室のヘアアレンジレッスン)

感じの良いヘアアレンジが自分でで
きるようになりたいあなたに

素敵なアレンジにしたいけど、どう
してもできないと困ることはありま
せんか?

それはあなたの技術の問題だけでは
なく、正しい知識とちょっとしたコ
ツを知らないだけです。

そこで、ヘアアレンジがしっかり学
べるレッスンがおすすめ!

簡単なポイントから応用技術まで、
一つひとつ丁寧に指導しますので、
初心者の方でも安心して参加できま
す。
ヘアアレンジが上手くなりたいと思
ったら、ぜひ参加してくださいね。
『店名』『電話番号』『営業時間』

 

 

 

【今回のポイント】

 

→料金などをお知らせする前に、『ぜひ参加してみたいな』と思ってもらえるようにすることが今回のポイントです。

 

→そのためには、『誰におすすめするのか?』をハッキリさせてから、『なぜそれができないのか?』、その理由も伝えましょう。

 

→これをすることで、『何をしなければいけないのか?』が分かるので、望みを叶えるための道筋が描けます。

 

→その上で、行動を促しましょう。

 

→料金はその後でも遅くはありません。

 

 

 

こんな感じです。

 

店頭看板の書き方はいろいろあります。

 

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

伊丹芳則