こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。
お店の経営は、決して容易な道のりではありません。
例えば、「できるけど、やっていない」
例えば、「できないけど、やらなければいけない」
などの悩みや迷いに直面していることが多いです。
このような時に、どのように第一歩を踏み出すのかで、結果が違って来ます。
しかし、そのためには、新しいことへの覚悟が必要とされるでしょう。
なぜなら、「新しいことを、やるか、やらないか」の決断には、失敗を伴う行動が求められるからです。
新しいことへの領域には、「失敗への恐れ」や「変化への不安」から来る悩みが常に付きまといます。
この悩みが行動の妨げとなるのです。
この悩みには、「これからやる行動が、できるか、できないか」に関わりなく起こります。
もちろん、「できない」ことの方が、より大きな恐れや不安が伴うでしょう。
しかし、例え、「できる」ことであったとしても、まだ経験していない行動には、恐れや不安が伴うのです。
恐れや不安からくる悩みのほどんどは、大抵の場合、行動することで解消されます。
ここが分かると、成功するか分からないことでも、行動を通じてハッキリとした結果が手に入るのです。
もしも、途中で失敗したとしても、その結果から次の手が打てるので、良い方向に進む対策を練ることができます。
特に、小さなお店の社長さんには、新しい取り組みが失敗することへのリスクは大きいでしょう。
しかし、そのリスクを受け入れて、行動することで新しい機会を見つけ、そこから次のステップに進むことも重要なのです。
「できる」、「できない」という能力的な視点からではなく、「やる」、「やらない」という行動的な視点へのシフトを試みてみるのは、どうでしょうか?
これによって、新しいチャンスや可能性が広がってくるはずです。
まずは、新しい取り組みへの第一歩として、計画を立て、準備を整え、覚悟を持って行動してみましょう。
例え、最初の一歩が小さなステップであってもいいのです。
その行動の積み重ねが、最終的には大きな結果へとつながります。
とは言え、無意識の中で「失敗への恐れ」や「変化への不安」が、行動を妨げることもあるでしょう。
これは、人間の本能として、「命の危険が伴うリスクのある行動」に対して起こります。
しかし、現在ではそのような行動は少ないのが実情です。
社長さんとして、お店の将来を築く際には、「できるできないより、やるやらない」を重視して、新しい試みに挑戦してみてください。
その新しい試みの挑戦から、新しい成功へとつながることを心から願っています。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
伊丹芳則