こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。
ファッションリフォーム店さんの『リメイク』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。
【現状の店頭看板の書き方】
【コメント】
ファッションリフォーム店さんが、『リメイク』をおすすめしている店頭看板です。
イラストが良く目立っています。
着物以外でも、情報発信してみたいですね。
ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。
『>』が原文。
『→』が説明文。
『◆』が変更文。
【現状看板の文章】
>生地、着物から洋服へ
>オーダー承ります。
>素敵な一着へ
>お気軽にお越し下さい。
>スタッフ一同お待ちしています。
→まず、お客さんの現状で投げ掛けます。
→例えば、『どうしても捨てられない大切な洋服があるあなたに』
→さらに、『重さやデザインの古さから、着用することをあきらめていませんか?』
→この後、リメイクにつなげるのです。
→そして、『例えば・・・』と具体的な事例を示します。
→最後は、行動の促しも忘れずに!
【変更後看板の文章】
<例えば>
◆店頭看板の事例(ファッションリフォーム店のリメイク)
服があるあなたに
重さやデザインの古さから、着用す
ることをあきらめていませんか?
そのようなお洋服を現在のファッシ
ョンに合わせてリメイクする方法が
あるんですよ!
例えば、
20年前に買ったブランドコート
・丈をカットしてピーコート風に
仕立て直す
これにより、重さを軽減しながら、
今のトレンドに合わせたコートに生
まれ変わらせることができます。
もう一度あのブランドコートが着た
いと思ったら、リメイクのプロにご
相談くださいね。
『店名』『電話番号』『営業時間』
【今回のポイント】
→お客さんの現状を具体的に問い掛けて、思い出してもらうことが今回のポイントです。
→思い出してもらえないと、必要性につながりません。
→しかし、一度思い出すと、『そう言えば、そんなお洋服があったわ』となれば、興味を持ってもらえます。
→そして、『リメイクっていうやり方があるんだ』、『それって、いいかも!』になれば、行動してもらいやすくなるのです。
→販促物の反応が悪かったら、『最初の問い掛け』と『最後の行動の促し』を変えてみると、意外と上手く行きますよ。
こんな感じです。
店頭看板の書き方はいろいろあります。
納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則