こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。
情報時代において、どれだけ情報を上手く発信できるかが、小さなお店の成功のカギと言えます。
そこで、今日は情報発信のコツについて考えてみましょう。
(1)インプットの多さがアウトプットの障害になる
現在は情報過多の時代です。
インターネットやSNSの普及、さらにはChatGPTなどの生成AIの進歩によって、誰でも情報収集が容易にできるようになりました。
しかし、反面、多すぎる情報を的確に絞り込めず、発信する内容が決められないという新しい問題が出てきたのです。
(2)なぜインプットが多過ぎてしまうのか?
この答えはとてもシンプルで、情報を適切に整理していないからです。
例えば、興味のある情報を毎日収集したとします。
この時、何を基準にして収集しているのか、ここがハッキリしていないのが問題になるのです。
集めた情報の中には、本当に必要なものだけでなく、あまり必要がないものも多く含まれています。
だから、毎日の情報に接する際に重要なのは、「この情報は、本当に必要なものなのか?」という基準を持つことです。
(3)インプットの適切な整理が重要になる
情報を収集する際に、「何を基準にして、収集しているのか?」がとても重要です。
この基準に基づき、情報を集めて行くと、必要な情報だけを取り入れることができます。
そうすると、インプットの質がどんどん高くなるのです。
(4)インプットの質が高まっても、なぜアウトプットができないのか?
情報の発信ができない最大の理由は、「明確なゴールがないこと」です。
例えば、ブログ記事での情報発信は、とても有効と言えるでしょう。
しかし、この時、「あなたやお店の信用と実績を高めるため」というゴールを理解していないと、意味のあるアウトプットが生まれないのです。
(5)アウトプットのゴールを明確にする
アウトプットのゴールを明確にすることで、それを実現するための勇気や意欲が湧いてきます。
例えば、「あなたやお店の信用と実績を高める」というゴールを持つと、お客さんはあなたやお店に良い印象を持ってもらえるでしょう。
そうすると、毎回ブログ記事を読んでもらえるようになるのです。
その結果、あなたやお店に共感してもらえるお客さんが増えて来ます。
これは、ブログ記事だけでなく、メルマガやインスタ、動画配信でも同じことが言えるでしょう。
ここが理解できると、情報発信の動機が生まれるので、アウトプットがしやすくなるはずです。
(6)結論
情報発信の際、「適切な基準のインプット」と「意味のあるアウトプット」のバランスが重要になります。
インプットの基準を明確にし、アウトプットのゴールを意識することで、効果的な情報発信が可能になるのです。
これらのポイントを活かして、情報発信に挑んでみてくださいね。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
伊丹芳則