店頭看板の事例(歯科医院のナイトガード) | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

歯科医院さんの『ナイトガード』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

 

【現状の店頭看板の書き方】

 

 

【コメント】

 

歯科医院さんが、『ナイトガード』をおすすめしている店頭看板です。

 

『ナイトガード』とは、歯ぎしりを防ぐことができるマウスピースのことになります。

 

この辺りを少し付け加えたいですね。

 

 

ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

 

『>』が原文。

 

『→』が説明文。

 

『◆』が変更文。

 

 

 

【現状看板の文章】

 

>対処法はナイトガード!

>歯ぎしりってよくない?

>・知覚過敏

>・顎関節症

>・エラがはってくる

>・歯周病が進行しやすい

>などの原因となります

 

 

 

→まず、『どんな人におすすめなのか?』で呼び掛けます。

 

→例えば、『寝ている時に歯ぎしりをしていると家族に言われたことがあるあなに』

 

→そして、『どんな症状があるのか?』と問い掛けるといいでしょう。

 

→例えば、『朝起きるとアゴがだるくアゴの関節が痛いなどの症状はありませんか?』

 

→さらに、『歯ぎしりをそのままにしておくと・・・』と、『どんな問題になるのか?』を伝えます。

 

→その上で、商品につなげて、最後に行動を促すのです。

 

 

 

【変更後看板の文章】

 

<例えば>

◆店頭看板の事例(歯科医院のナイトガード)

寝ている時に歯ぎしりをしていると
家族に言われたことがあるあなたに

朝起きるとアゴがだるくアゴの関節
が痛いなどの症状はありませんか?

歯ぎしりをそのままにしておくと、
奥歯がすり減って噛む力が低下する
だけでなく、消化吸収の低下や歯周
病の進行にもつながります。

そこでオススメなのが、『歯科医院
のナイトガード』、このナイトガー
ドはお口の上部にはめるだけで、奥
歯の摩耗を防ぎ、安心な睡眠ができ
るマウスピースです。

奥歯の歯ぎしりが気になったら、早
めにご相談くださいね!
『店名』『電話番号』『営業時間』

 

 

 

【今回のポイント】

 

→ただ症状だけを羅列するのでなく、『誰にオススメなのか?』から始めることが今回のポイントです。

 

→ここから始めると、お客さんに対してのメッセージが作りやすくなります。

 

→ただのお知らせとメッセージの違いは、メッセージには説得力があるところです。

 

→それと、箇条書きでなく文章で伝えることが多いので、とても読みやすくなります。

 

→ちょっとしたことですが、反応率が変わって来ることが多いです。

 

 

 

こんな感じです。

 

店頭看板の書き方はいろいろあります。

 

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

伊丹芳則