こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。
リラクゼーションサロンさんの『素足ケア』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。
【現状の店頭看板の書き方】
【コメント】
リラクゼーションサロンさんが、『素足ケアコース』をおすすめしている店頭看板です。
主に商品中心でお知らせしています。
できれば、お客さんのこともお伝えできるといいですね。
ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。
『>』が原文。
『→』が説明文。
『◆』が変更文。
【現状看板の文章】
>夏期限定6/1~8/31
>うるツヤ夏の素足ケア
>見せたくなる素足に!
>ふくらはぎのオイルトリートメント
>足首~足先のスクラブケア
>20分 2580円(税込)
>まずは、お試し!
→お客さんのことを伝えるには、「どんな人におすすめしたいのか?」からスタートします。
→例えば、『足を出す夏の季節、うるツヤの素足になりたいあなたに』
→そして、『でも、どこか恥ずかしい気持ちになったことはありませんか?』
→このようにすることで、お客さんに寄り添うことができるのです。
→そうしておいて、商品メニューにつなげます。
→商品メニューの簡単な説明をして、最後は行動の促しです。
【変更後看板の文章】
<例えば>
◆店頭看板の事例(リラクゼーションサロンの素足ケアコース)
になりたいあなたに
でも、どこか恥ずかしい気持ちにな
ったことはありませんか?
原因は、足のケアが足りないかもし
れません。
そんな時は、『素足ケアコース』
20分 2580円(税込)
ふくらはぎから足先までをケアする
コースです。
ふくらはぎはオイルトリートメント
でうるおいを与えて、見た目がキレ
イなラインを作り、足先はスクラブ
ケアで余分な角質を取り去り、なめ
らかな肌に導きます。
素足が気になったら、お試しを!
『店名』『電話番号』『営業時間』
【今回のポイント】
→商品中心にお知らせするのでなく、お客さんに寄り添うことが今回のポイントです。
→こうすることで、お客さんに共感できます。
→お客さんに共感できると、距離感が近くなって商品メニューをおすすめやすくなるのです。
→これをしないと、お客さんは売り込みと感じてしまいます。
→これでは実にもんたいないのです。
→ちょっとしたことですが、大きな違いとなって現れます。
こんな感じです。
店頭看板の書き方はいろいろあります。
納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則