こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。
アロマ専門店さんの『睡眠の悩み』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。
【現状の店頭看板の書き方】
【コメント】
アロマ専門店さんが、『睡眠の悩み』を解消しようとしている店頭看板です。
『ぐっすり眠れてますか?』と、シンプルに伝えていますので、目立ちます。
しかし、もう少し情報が欲しいですね。
ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。
『>』が原文。
『→』が説明文。
『◆』が変更文。
【現状看板の文章】
>ぐっすり眠れてますか?
→まずは、『どんな状況から睡眠不足になるのか?』からスタートします。
→例えば、『長時間の労働や通勤時間などのストレスから、睡眠時間になっていませんか?』
→そして、その時の状態を伝えます。
→例えば、『特に朝までぐっすり眠れない、眠っている間に何度も目が覚めるなど・・・』
→このように書くことで、お客さんの悩みに共感できるのです。
→そうすると、こちらの話を聞いてもらうやすくなります。
→この後、アロマにつなげて行くといいでしょう。
→最後は、行動の促しです。
【変更後看板の文章】
<例えば>
◆店頭看板の事例(アロマ専門店の睡眠の悩み)
レスから、睡眠不足になっていませ
んか?
特に朝までぐっすり眠れない、眠っ
ている間に何度も目が覚めるなどが
ある人は、要注意です。
また、平日の睡眠不足を休日に寝だ
めしようとしても、ほとんど効果は
ありません。実は、睡眠の量ではな
く質の改善が必要なのです。
そんな時は、アロマのリラックス効
果で寝つきを良くし、深い眠りを促
しましょう。ラベンダーやカモミー
ルなどのアロマオイルがおすすめ!
ぜひ、アロマを取り入れて快適な眠
りを手に入れて下さいね。
『店名』『電話番号』『営業時間』
【今回のポイント】
→シンプルに問い掛けるだけでなく、お客さんに寄り添いながらメッセージを送ることが今回のポイントです。
→そうしないと、問い掛けだけでは、ほとんどのお客さんが行動できません。
→だから、素通りになってしまいます。
→これでは実にもったいないのです。
→そうならないために、読んでもらえる工夫が必要になります。
→『長い文章は読まない』と言われることがありますが、実際は興味があれば、結構読まれるのです。
こんな感じです。
店頭看板の書き方はいろいろあります。
納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則