こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。
今、『ChatGPT』というAIツールが、話題です。
今までは、『キーワード検索』をして、出て来た情報で、欲しい文章などを作成していました。
それが今は、『ChatGPT』に質問するだけで、欲しい文章を回答してくれるのです。
そんなとても便利なツールになっています。
しかし、今のところ回答された文章の精度は、まだまだ低いようです。
それでも、質問の仕方によっては、十分使えるように感じます。
では、どのような質問の仕方をすればいいのでしょうか?
ただ単に、質問すると、『ChatGPT』が好きなように回答しますので、制約を付けた上で、質問するといいでしょう。
例えば、このブログで書いている『店頭看板の販促メッセージ』を書いてもらえるように、次の制約を付けました。
<ここから>
制約:
-現状を否定疑問文で
-結果につながる原因を
-ベネフィットを示す
-解決策を伝える
-決断と行動の促しを
<ここまで>
この後に、質問するのです。
1つの事例として、整骨院さんの場合
<ここから>
質問:
ダイエットしたい女性に、整骨院からのメッセージをシンプルに箇条書きで書いて下さい。
<ここまで>
これに対しての『ChatGPT』の回答は、
→『あなたは、今の体重や体型に満足していないのではありませんか?』
→『食事の質や運動不足など、生活習慣が原因となって、健康や美容に悪影響を与えている可能性があります』
→『適切なダイエットと運動によって、理想的な体重や健康的な体型を手に入れ、自信や健康を取り戻すことができます』
→『当院では、専門家によるカウンセリングや運動指導、食事アドバイスなど、総合的なダイエット支援を提供しています』
→今すぐ当院にご連絡いただき、健康的で美しい体型を手に入れる第一歩を踏み出しましょう』
こんな感じです。
『整骨院』の特徴が、あまり出ていませんが、決して悪い内容ではありません。
もう1つの事例として、クリーニング店さんの場合
<ここから>
制約:
-現状を否定疑問文で
-結果につながる原因を
-ベネフィットを示す
-解決策を伝える
-決断と行動の促しを
質問:
ブランドダウンをキレイにしたいお客さんに、クリーニング店からのメッセージをシンプルに箇条書きで書いて下さい。
<ここまで>
これに対する『ChatGPT』の回答は、
→『現在のお客様のブランドダウンに、不満はありませんか?』
→『汚れやシミがある場合は、ブランドイメージを損ねる原因になります』
→『当店では、お客様の衣類を徹底的にクリーニングすることで、ブランドイメージを向上させるお手伝いを致します』
→『ブランドダウンに合わせた最適なクリーニング方法を選定し、高品質な仕上がりをお約束致します』
→『ぜひ一度、当店のクリーニングサービスをご利用頂き、衣類の美しさとブランドイメージの向上を実感して下さい』
どうでしょうか?
質問の仕方次第で、何とか使えそうだとは思いませんか?
次回のブログ記事は、ゴールデンウィーク明けの5月8日(月)です。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
伊丹芳則