店頭看板の事例(ハーブ&アロマ店のルイボスティー) | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

ハーブ&アロマ店さんの『ルイボスティー』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

 

【現状の店頭看板の書き方】

 

 

【コメント】

 

ハーブ&アロマ店さんが、『ルイボスティー』をおすすめしている店頭看板です。

 

商品の特徴を上手く伝えています。

 

できれば、お客さんの素朴な疑問からスタートさせたいですね。

 

 

ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

 

『>』が原文。

 

『→』が説明文。

 

『◆』が変更文。

 

 

 

【現状看板の文章】

 

>奇跡のお茶 試飲できます!

>ROOIBOS(ルイボスティー)

>20袋 2138円

>『体内バランスを整える』

>『むくみ』『冷え』『入眠を助ける』

>マリーゴールド、バラ、ドライいちご

>レモンピール入りで華やかな香り

>毎日のティータイムにいかがですか?

 

 

 

→まず、お客さんの素朴な疑問を考えてみます。

 

→例えば、『ルイボスは紅茶ですか?』

 

→このような疑問を持たれるお客さんが多かったとしましょう。

 

→そうしたら、この疑問からスタートするのです。

 

→そうすると、この疑問の答えが知りたくなるので、この後も読んでもらえます。

 

→その上で、『ルイボスティー』の説明をするとすんなりと受けれてもらえるでしょう。

 

→最後は、行動の促しでまとめます。

 

 

 

【変更後看板の文章】

 

<例えば>

◆店頭看板の事例(ハーブ&アロマ店のルイボスティー)

『ルイボスティーは紅茶ですか?』
と言われることがあります。実は、
ルイボスティーは、ハーブティーの
一種で紅茶ではありません。

ルイボスはマメ科の植物で、南アフ
リカの昼と夜の気温差が30度以上
ある過酷な地域のみで育ちます。
そのためミネラルやポリフェノール
などの成分が多く含まれるので、先
住民たちは、『奇跡のお茶』として
治療目的で飲んでいたのです。

継続的に飲むと、リラックス効果や
入眠効果、むくみや冷えの改善など
体質を変える手助けになることが期
待されるでしょう。

ルイボスティー 20袋2138円
なかなか寝付けない時や気持ちを落
ち着けたい時に、お飲み下さいね!
店内で試飲できます。
『店名』『電話番号』『営業時間』

 

 

 

【今回のポイント】

 

→商品の特徴を伝えることも大切ですが、それを読んでもらえるような工夫をすることが今回のポイントです。

 

→そのための簡単な方法が、『お客さんの素朴な疑問』になります。

 

→『素朴な疑問』なので、『そうそう、前から気になっていた』となり、読まれやすくなるのです。

 

→一度読んでもらえると、大抵は最後まで読まれます。

 

→読んでもらった後に、『店内で試飲してもらえるか?』は分かりませんが、その確率は増えるでしょう。

 

→ちょっとしたことですが、反応数が変わると思います。

 

 

 

こんな感じです。

 

店頭看板の書き方はいろいろあります。

 

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

伊丹芳則