店頭看板の事例(箸専門店のお箸) | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

箸専門店さんの『お箸』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

 

【現状の店頭看板の書き方】

 

 

【コメント】

 

箸専門店さんが、『お箸』をおすすめしている店頭看板です。

 

イラストを上手く使っていますね。

 

お箸を選ぶとなると、『どんな基準で選べがいいのか?』、なかなか迷うはずです。

 

なので、『選ぶポイント』を伝えてもいいと思います。

 

 

 

ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

 

『>』が原文。

 

『→』が説明文。

 

『◆』が変更文。

 

 

 

【現状看板の文章】

 

>箸は

>人と人をつなぐ縁起物

>毎日使うものだから

>少しこだわってみませんか

>箸に名入れも出来ます

 

 

 

→まずは、問い掛けからスタートしてみたいですね。

 

→例えば、『お箸は毎日使うものだから、自分に合った一品を選んでみたいと思いませんか?』

 

→そして、『でも、どんな基準で選べばいいのか迷ってしまう人も多いです』

 

→このようにして、お客さんが迷うポイントにつなげます。

 

→この後、『どうすればいいのか?』を伝えて、店内へ促すのです。

 

→その上で、名前が入れられることも伝えましょう。

 

 

 

【変更後看板の文章】

 

<例えば>

◆店頭看板の事例(箸専門店のお箸)

お箸は毎日使うものだから、自分に
合った一品を選んでみたいと思いま
せんか?

でも、どんな基準で選べばいいのか
迷ってしまう人も多いです。

選ぶポイントは、次の3つ!
◆手になじむ持ちやすさ
◆出し入れの際の口触り
◆食べ物の挟みやすさ

木の種類や箸頭・箸先のデザインで
それぞれの良さが違います。

店内で、お気に入りのお箸を探して
みて下さいね。

お箸には、名前を入れることもでき
ますよ!
『店名』『電話番号』『営業時間』

 

 

 

【今回のポイント】

 

→おすすめするだけでなく、『どんな基準で選べばいいのか?』を伝えることが今回のポイントです。

 

→今回は、『3つのポイント』を上げて、どの基準を優先するかで、選んでもらいます。

 

→なぜなら、単に感覚だけで選ぶとなかなか決められないからです。

 

→しかし、優先する基準があると、『ここがいいから、これにする』と、決められます。

 

→それと、基準は、できるだけお客さん目線のポイントにすることです。

 

→ちょっとしたことですが、とても大切だと考えています。

 

 

 

こんな感じです。

 

店頭看板の書き方はいろいろあります。

 

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

伊丹芳則