店頭看板の事例(漢方薬局店のサラシア) | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

漢方薬局店さんの『サラシア』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

 

【現状の店頭看板の書き方】

 

 

【コメント】

 

漢方薬局店さんが、『サラシア』をおすすめしている店頭看板です。

 

イラストや単語があって、とても分かりやすく伝えています。

 

できれば、メッセージにして、さらに分かりやすくしたいですね。

 

 

 

ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

 

『>』が原文。

 

『→』が説明文。

 

『◆』が変更文。

 

 

 

【現状看板の文章】

 

>ストレス太り?

>・運動キライ!

>・お酒、お菓子止められない

>・着太り?気太り?

>サラシア

>お茶 ¥4950

>顆粒 ¥4080

>お気軽にスタッフまで

 

 

→まず、『誰におすすめするのか?』からスタートします。

 

→例えば、『パスタやご飯などの炭水化物や甘いものが大好きなあなたに』

 

→このように呼び掛けることで、自分事にします。

 

→そうすると、この後の内容が読みたくなるのです。

 

→この後、困っていそうな事で問い掛けます。

 

→例えば、『最近、お腹がポチャッとして、つまめるようになっていませんか?』

 

→このような流れで、商品につなげて、最後に行動を促します。

 

 

 

【変更後看板の文章】

 

<例えば>

◆店頭看板の事例(漢方薬局店のサラシア)

パスタやご飯などの炭水化物や甘い
ものが大好きなあなたに

最近、お腹がポチャッとして、つま
めるようになっていませんか?

でも、好きなものは食べたいし、キ
ツイ運動はしたくないし・・・

そんなあなたに、おすすめなのが、
サラシアのダイエット!

サラシアに含まれる成分が、糖の吸
収を穏やかにして、少しずつ効果が
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サラシア お茶 ¥4950
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体形が気になり出したら、ぜひお試
し下さいね。詳しくは店内で!
『店名』『電話番号』『営業時間』

 

 

 

【今回のポイント】

 

→イラストや単語だけでなく、しっかりとメッセージを送ることが今回のポイントです。

 

→メッセージを送ると、感情が刺激されるので、解釈が変わります。

 

→そうすると、『このままでは、いけない』となりやすいです。

 

→イラストなどは、目立ちやすいので注目されますが、解釈まではなかなか変わりません。

 

→解釈が変わらないと、『でも・・・』と、できない言い訳で先送りしようとします。

 

→だから、メッセージには、そこを先回りして、『でも・・・』が言えなくするのです。

 

→このような流れにしておくと、行動に移しやすくなります。

 

 

 

こんな感じです。

 

店頭看板の書き方はいろいろあります。

 

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

伊丹芳則