こんにちは、値上げの専門家（中小企業診断士）の伊丹芳則です。
スーパー店さんの『惣菜鉄板コーナー』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。
【現状の店頭看板の書き方】
【コメント】
スーパー店さんが、『惣菜鉄板コーナー』をおすすめしている店頭看板です。
シンプルに、『おすすめベスト５』を上げています。
できれば、『どんなシーンでおすすめなのか？』や『どんな特徴があるのか？』などを付け加えてみたいですね。
ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。
『＞』が原文。
『→』が説明文。
『◆』が変更文。
【現状看板の文章】
＞鉄板コーナー
＞おすすめベスト５
＞１．手づくりお好み焼き（豚玉）
＞２．こだわりソース焼きそば
＞３．お好み焼き焼きそばセット
＞４．たこ焼き
＞５．鉄板焼屋さんのたまご焼き
→まずは、『どんなシーンにおすすめなのか？』から始めます。
→例えば、『ランチに、夕食に、ちょっとしたパーティーに！』
→この後、『そんな時に、いかがですか？』と投げ掛けます。
→そして、『どんな特徴があるのか？』を伝えるといいでしょう。
→その上で、『おすすめベスト５』を伝えます。
→最後は、行動の促しです。
【変更後看板の文章】
＜例えば＞
◆店頭看板の事例（スーパー店の惣菜鉄板コーナー）
ーティーに！
色々なシーンに便利で、食べ応えの
ある鉄板で調理したメニューはいか
がですか？
分厚い鉄板で調理しているため、焼
きムラがなく、しっかり火を通せる
ので、美味しく焼き上げることがで
きます。
おすすめベスト５！
１．手づくりお好み焼き（豚玉）
２．こだわりソース焼きそば
３．お好み焼きそばセット
４．たこ焼き
５．鉄板焼屋さんのたまご焼き
『何にしようかな～』と迷っていた
ら、ぜひどうぞ！
『店名』『電話番号』『営業時間』
【今回のポイント】
→おすすめの商品だけをお知らせするのでなく、『どんなシーンにおすすめなのか？』などをお伝えすることが今回のポイントです。
→それと、『どんな特徴があるのか？』も伝えると、興味を持ってもらいやすくなります。
→こうしておかないと、おすすめの商品を買う気にならないのです。
→『何にしようかな～』と迷っている時は、衝動的に、『これにしよう！』となります。
→そんなお客さんの背中を押してあげて下さいね。
こんな感じです。
店頭看板の書き方はいろいろあります。
納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則