『考えること』とは、簡単に言うと〇〇にすること! | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

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もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

 

 

『考えること』が嫌いな人が意外と多いです。

 

理由は、『邪魔くさいから』と言われます。

 

『なぜ邪魔くさいのか?』と、もう少し突っ込んで聞いてみると・・・

 

・『どう考えていいのか、分からないから』

 

・『考えても、答えが見つからないから』

 

・『頭の中で同じことがぐるぐる回るだけだから』など

 

 

確かに、分からないことや答えが見つからないことなどに、時間を掛けるのは邪魔くさいと思います。

 

しかし、だからと言って、『何も考えなくて、今のままでよいのか?』と言えば、そうでもないのです。

 

 

では、『考えること』が邪魔くさいと思う人は、どうしているのでしょうか?

 

それは、ただ『願う』だけなのです。

 

 

 

『今、こんな問題があるので、何とか解消して欲しい』と、願います。

 

しかし、多くの場合、その『願い』が叶うことはありません。

 

だから、例え、問題があったとしても、ただじっと我慢するしかないことになります。

 

そして、『誰々が悪い』、『会社が悪い』、『世の中が悪い』と愚痴を言って紛らわせるのです。

 

 

 

どうでしょうか?

 

 

 

ではこんな時は、どうすればいいのでしょうか?

 

そもそも、『邪魔くさい』と感じるのは、『考えることは、どうすることなのか?』が、ハッキリと分かっていないからです。

 

 

 

『考えること』とは、簡単に言うと『言葉にすること』になります。

 

 

先程あった、『頭の中で同じことがぐるぐる回るだけ』のやり方をするから、ダメなのです。

 

『頭の中で浮かんだこと』を、とりあえず『言葉にすること』がとても大切になります。

 

それが、どんな言葉であってもかまいません。

 

とにかく、『言葉にすること』を意識して下さい。

 

 

 

例えば、『こんな仕事がイヤだ!』と思えば、それを言葉にして紙に書くのです。

 

そして、『何がイヤなのか?』と問い掛けて、その理由を、また紙に書きます。

 

例えば、『お客さんに文句を言われる』だったとしましょう。

 

 

そしたら、『今、お客さんに文句を言われて困っている』と、また紙に書けばいいのです。

 

その上で、『もしも、できるとしたら、どうなって欲しいのか?』と問い掛けます。

 

その答えが、例えば、『文句を言うお客さんは、できれば来てほしくない』であったとしましょう。

 

もちろん、これもまた紙に書きます。

 

 

たったこれだけで、『今、お客さんに文句を言われて困っている』という問題が分かるでしょうし、『文句を言うお客さんは、できれば来てほしくない』という目標のようなものもハッキリします。

 

この後、そのための方法を、また考えればいいのです。

 

もしも、そのための方法が書かれていなかったとしても、この言葉を見た人は、『一生懸命考えたんだな』と認めてくれることでしょう。

 

そうすると、『考えること』のきっかけができるはずです。

 

 

 

どうでしょうか?

 

 

 

『考えること』は、簡単に言うと『言葉にすること』というのが、お分かり頂けたでしょうか?

 

一度、だまされたと思って、やってみて下さい。

 

意外とすんなりと考えられますよ!

 

 

 

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

伊丹芳則