店頭看板の事例(美容室の縮毛矯正) | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

美容室さんの『縮毛矯正』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

 

【現状の店頭看板の書き方】

 

 

【コメント】

 

美容室さんが、『縮毛矯正』をおすすめしている店頭看板です。

 

『縮毛矯正強化月間』と題して、キャンペーン特典を付けています。

 

できれば、『縮毛矯正』にスポットを当ててみたいですね。

 

 

ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

 

『>』が原文。

 

『→』が説明文。

 

『◆』が変更文。

 

 

 

【現状看板の文章】

 

>うねりなんてもう気にしない

>キャンペーン期間中に縮毛矯正+

>マイフォースヒートケアトリートメント

>ご購入の方限定で・・・

>マイフォーストリートメント施術無料

>マイフォースヒートメモリーケアトリートメントって

>・広がりを抑えやわらかさ持続!

>・縮毛矯正効果長持ち!

>・サロンケア製品をご自宅でも!

>縮毛矯正~髪質・状態・理想からご提案~

>・人気No.1 酸性縮毛矯正

>・ダメージ効果 ファイバープレックス縮毛矯正

>・当店定番 ネオリシオ縮毛矯正

 

 

 

→まず、お客さんが共感しそうなことで、問い掛けます。

 

→例えば、『うねりが気になるので縮毛矯正したいけど、髪が傷んだり、真っ直ぐなり過ぎたりするので、つい避けていませんか?』

 

→この後、今までの縮毛矯正と当店の縮毛矯正の違いを伝えます。

 

→そして、誰にオススメなのかも伝えるといいですね。

 

→それと、各種の縮毛矯正があることも伝えましょう。

 

→最後は、行動の促しです。

 

 

 

【変更後看板の文章】

 

<例えば>

◆店頭看板の事例(美容室の縮毛矯正)

うねりが気になるので縮毛矯正した
いけど、傷んだり、真っ直ぐになり
過ぎたりするので、つい避けていま
せんか?

確かに、今までの縮毛矯正にはその
ようなイメージがありました。
しかし、当店定番のネオリシオ縮毛
矯正なら、ダメージが少なく、髪が
硬くなりにくいため、自然で柔らな
髪に仕上がるでしょう。

若い人だけでなく、40代50代の
エイジング毛にも効果があります!

お客さんの髪質や状態、理想にピッ
タリ合った各種縮毛矯正のご提案が
可能です。

くせ毛を何とかしたいと思ったら、
ぜひご相談下さいね!
『店名』『電話番号』『営業時間』

 

 

 

【今回のポイント】

 

→強化月間のキャンペーン特典のお知らせも大切ですが、商品自体の必要性をハッキリと伝えることが今回のポイントです。

 

→今のお客さんは、必要性に気付かないと、特典だけでは行動してもらえません。

 

→だから、『縮毛矯正をしたいけど、避けているお客さんに』、避けなくても良い理由をハッキリと伝えるのです。

 

→ここを理解してもらってから、キャンペーン特典をおすすめしましょう。

 

→そうすると、さらに良い結果につながります。

 

 

 

こんな感じです。

 

店頭看板の書き方はいろいろあります。

 

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

伊丹芳則