店頭看板の事例(パソコン教室のGoogleドライブ) | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

パソコン教室さんの『Googleドライブ』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

 

【現状の店頭看板の書き方】

 

 

【コメント】

 

パソコン教室さんが、『Googleドライブ』の使い方をおすすめしている店頭看板です。

 

『Googleドライブ』とは、クラウド上でデータの保存やファイルの作成ができるサービスになります。

 

『リモートワーク』が盛んに行われるようになって、今注目です。

 

この辺りをもうちょっと付け加えてみたいと思います。

 

 

 

ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

 

『>』が原文。

 

『→』が説明文。

 

『◆』が変更文。

 

 

 

【現状看板の文章】

 

>仕事で役立つGoogleドライブ

>を学ぶ

>Googleドライブとは

>リモートワークなどで標準的に

>使用されているオンラインストレージ

>サービス。ビジネスシーンだけでは

>なく、その用途は広がっています!

>始めるなら今!

>『店名』

>ご予約制です。無料体験受付中

>『電話番号』

 

 

 

→まずは、必要性を問い掛けてみたいですね。

 

→例えば、『リモートワークが増えてきた今、大切なデータはどうされていますか?』

 

→例えば、『安易に、USBで持ち運びするのはとても危険ですよ。』

 

→例えば、『そんな時はGoogleドライブ!』としましょう。

 

→この後、『Googleドライブとは・・・』と簡単に説明します。

 

→こうすることで、必要性が分かるので、『それは、いいかも!』感じてもらえたお客さんに、興味を持ってもらえるのです。

 

→最後は、行動の促しをします。

 

 

 

【変更後看板の文章】

 

<例えば>

◆店頭看板の事例(パソコン教室のGoogleドライブ)

リモートワークが増えた今、大切な
データはどうされていますか?
安易に、USBで持ち運びするのは
とても危険ですよ。

そんな時はGoogleドライブ!
Googleドライブとは、クラウ
ド上に文章や写真などのデータを保
存するだけでなく、オフィス系のワ
ードやエクセル、パワーポイントな
どの作成や編集もできるサービスの
ことです。データ容量が15GBま
でなら無料で利用できるのも魅力!

データの安全性が確保できて、周辺
機器や場所も選ばないため、職場や
自宅でもOKなので、とても役に立
つツールと言えるでしょう。

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【今回のポイント】

 

→商品のおすすめだけでなく、『なぜ、その商品が必要なのか?』を伝えることが今回のポイントです。

 

→必要性が分かると、興味を持ってもらえる人が、一定数います。

 

→その人に、具体的な内容を伝えるのです。

 

→そうすると、『一度試してみたい』と思ってもらえます。

 

→ちょっとしたことですが、お客さんにそのような気持ちになってもらうことも大切です。

 

 

 

こんな感じです。

 

店頭看板の書き方はいろいろあります。

 

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

伊丹芳則