こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。
リラクゼーションサロンさんの『ボディケア』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。
【現状の店頭看板の書き方】
【コメント】
リラクゼーションサロンさんが、『ボディケア』をおすすめしている店頭看板です。
『ボディケア』が、『夏バテ予防』になることを伝えています。
できればもう少し具体的に伝えたいですね。
ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。
『>』が原文。
『→』が説明文。
『◆』が変更文。
【現状看板の文章】
>はじめての方 限定
>60分ボディケア
>通常価格¥6600
>特別価格¥5280
>夏バテ予防に是非
>一度お立ち寄り下さい
>『店名』
>『電話番号』
>『営業時間』
→まず、『誰に、おすすめなのか?』から始めます。
→例えば、『夏バテで体調を崩しやすいあなたに』
→そして、『どんな兆候があるのか?』を伝えるといいでしょう。
→例えば、『暑さで体力を消耗していませんか?』
→この後、夏バテ対策を伝えます。
→そして、それができない人に、『ボディケア』をおすすめするのです。
→そうすると、必要性が出て来ます。
→最後は、行動の促しです。
【変更後看板の文章】
<例えば>
◆店頭看板の事例(リラクゼーションサロンのボディケア)
暑さで体力を消耗していませんか?
夏バテ対策は、こまめに水分を摂る
ことと、食欲がなくてもしっかり食
事を摂ることです。
それでも、体力が落ちているとなか
なか回復しません。
そんな時は、『60分ボディケア』
¥6600
血行やリンパの流れを整えて疲労回
復につなげ、しっかりと食事が摂れ
る体に戻すきっかけができますよ。
夏バテ気味かな~と思ったら、ぜひ
ご連絡下さいね!
『店名』『電話番号』『営業時間』
【今回のポイント】
→『はじめての方』と呼び掛けるよりも、『具体的な症状がある方』に投げ掛けることが今回のポイントです。
→具体的な症状で投げ掛けた後は、お客さんができる具体的な解決策を伝えます。
→しかし、その解決策ができない時に、『自店のメニュー』を伝えるといいでしょう。
→そうすると、興味を持ちやすくなります。
→なぜなら、自分ではできないので、誰かに助けを求めたくなるからです。
こんな感じです。
店頭看板の書き方はいろいろあります。
納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則