こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。
ゴルフ教室さんの『クラブの悩み』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。
【現状の店頭看板の書き方】
【コメント】
ゴルフ教室さんが、『クラブの悩み』の無料相談をやっている店頭看板です。
ゴルフをやっている方には、何らかの『クラブの悩み』があると思います。
そんな方への『無料相談』です。
できれば、もうちょっとだけ具体的な内容を提供にしたいと思います。
ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。
『>』が原文。
『→』が説明文。
『◆』が変更文。
【現状看板の文章】
>クラブ工房
>・シャフト交換
>・バランス調整
>・グリップ交換
>クラブの悩み
>・スライスが止まらない
>・真に当たらない
>・タイミングが合わないなど
>無料相談
>『店名』
>『電話番号』
→まずは、『悩みのある方』への呼び掛けからスタートします。
→なぜなら、ゴルフをやっている方には、何らかの悩みがあるからです。
→例えば、『スタイスが止まらないなど、ゴルフが上手くならない悩みがあるあなたに』
→そして、その『悩みの理由』を問い掛けます。
→この後、具体的な悩みの解決策を伝えましょう。
→そうすると、何となくイメージがしやすくなります。
→最後は、行動の促しです。
【変更後看板の文章】
<例えば>
◆店頭看板の事例(ゴルフ教室のクラブの悩み)
上手くならない悩みがあるあなたに
悩みの理由が次の2つなら、どちら
を優先しますか?
(A)スコアを良くしたいから
(B)スイングを良くしたいから
どちらを優先するかで、具体的なア
ドバイスが違って来るんです。
例えば、(A)のスコアの場合
スライスのスイングは、アウトサイ
ドインなので、クラブを若干フック
フェイスにすれば、スコアがまとま
り出します。
しかし、(B)のスイングの場合
自分のスイングにクラブを合わせる
のでなく、少し時間を掛けて1つひ
とつ反復練習してスイング調整する
必要があるでしょう。
お悩みの理由がハッキリしたら、ぜ
ひ下記まで、無料相談のご予約を!
『店名』『電話番号』『営業時間』
【今回のポイント】
→『お悩みだけ』をお知らせするのでなく、『お悩みの理由と解決策』までお伝えすることが今回のポイントです。
→こうすることで、イメージしやすくなり、相談しやすくなります。
→それと、お客さんが知らない視点を伝えることも大切です。
→今回の場合は、『悩みの理由』がそれになります。
→『スコアか、スイングか、どちらを優先するのか?』で、違う解決策になるのです。
→ちょっとしたことですが、お客さんの解釈が変わると、『ここいいかも!』となりやすいでしょう。
こんな感じです。
店頭看板の書き方はいろいろあります。
納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則