こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。
喫茶店さんの『ショコラシェイク』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。
【現状の店頭看板の書き方】
【コメント】
喫茶店さんが、『ショコラシェイク』をおすすめしている店頭看板です。
『夏季限定のドリンク』で、暑い夏にピッタリだと思います。
『商品目線』のお知らせになっていますので、ちょっとだけ『お客さん目線』もお伝えしたいですね。
ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。
『>』が原文。
『→』が説明文。
『◆』が変更文。
【現状看板の文章】
>チョコ×バニラ
>甘党の方 オススメ
>エスプレッソ ショコラシェイク
>+バニラアイス
>Tallサイズ
>¥805税込
→まずは、お客さんへの投げ掛けから始めます。
→例えば、『暑い時は、冷たいドリンクでも飲んで、一休みしませんか?』
→このように、ちょっとでもいいので、『お客さん目線』の内容を入れましょう。
→この投げ掛けを読むと、『ちょっと一休みするか!』と思うお客さんが現れます。
→その上で、『商品目線』のお知らせをしても遅くはありません。
→できれば『どんな飲み物なのか?』が、イメージできるような伝え方がいいですね。
→最後は、行動の促しも忘れずに!
【変更後看板の文章】
<例えば>
◆店頭看板の事例(喫茶店のショコラシェイク)
で、一休みしませんか?
オススメのドリンクは、夏季限定!
◆エスプレッソ ショコラシェイク
(チョコ×バニラアイス)
¥805税込(Tallサイズ)
ほろ苦いエスプレッソを使ったシェ
イクに、まろやかなホイップクリー
ムとチョコとバニラアイスをトッピ
ング!
エスプレッソの苦味とチョコやバニ
ラアイスの甘味がピッタリで、甘党
にはたまりませんよ。
今しか飲めませんので、どうかお見
逃しなく!
『店名』『電話番号』『営業時間』
【今回のポイント】
→商品目線だけでなく、お客さん目線も入れてお伝えすることが今回のポイントです。
→お客さん目線を入れることで、現状に疑問を持ってもらえます。
→そうすると、必要性が出て来るため、行動してもらいやすくなるのです。
→それと、『今しか飲めません』と、夏季限定であることを強調しましょう。
→このことで、『チャンスは今しかない』と、希少性を感じて行動するお客さんが多くなります。
こんな感じです。
店頭看板の書き方はいろいろあります。
納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則