こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。
行動すれば、不安の9割は無くなります。
だから、行動できなければ、不安はずっと無くなりません。
では、行動できない原因は、何でしょうか?
色々あるでしょうが、一番は、『臨場感を感じていないから』と考えています。
『臨場感』とは、今、目の前で起きているリアルな感覚のことです。
つまり、リアルな感覚を感じていないから、行動できないことになります。
また、『臨場感』は本当に目の前で起きていなくても、頭の中でイメージするだけでも感じられる不思議な感覚です。
と言うことは、頭の中でイメージできれば、行動しやすくなることになります。
そのためには、次の3つの力を借りることが有効です。
◆(A)『お金の力を借りる』
◆(B)『言葉の力を借りる』
◆(C)『メンターの力を借りる』
(A)の『お金の力を借りる』とは、お金を使って体験してみることです。
体験すると実際に感覚が刺激されるので、イメージしやすくなり、『臨場感』が一気に高まります。
その上で、『今後も行動するかどうか?』を決めるのです。
お金を払っているため、より真剣な判断ができることでしょう。
(B)の『言葉の力を借りる』とは、(A)のようにお金を掛けたくない時に行うやり方です。
お金を掛けない分、ちょっと考えなければいけません。
そのやり方は、次の通りです。
◆(1)『不安を言葉にする』
◆(2)『質問を言葉にする』
◆(3)『答えを言葉にする』
ちょっと説明すると、
(1)の『不安を言葉にする』とは、今、不安と感じいることを、全て言葉に書き出すのです。
頭の中の不安は、堂々巡りしているので、沢山あるように感じますが、実際に書き出すと意外と少ないことに気付きます。
(2)の『質問を言葉にする』とは、書き出した不安に対して、質問するのです。
例えば、『この不安が無くなったのは、何をしたからか?』
この質問をすることで、『何をしたのか?』、行動を考えます。
(3)の『答えを言葉にする』とは、『どんな行動を考えたのか?』を言葉にするのです。
このようにして、具体的な行動が言葉にできれば、やることがハッキリするので、『その結果がどうなるのか?』、イメージしやすくなります。
しかし、言葉で考える作業が、面倒くさい人もいることでしょう。
そんな人には、最後のやり方がおすすめです。
それが、(C)の『メンターの力を借りる』になります。
『メンター』とは、『憧れの人』とか、『お手本になる人』のことです。
この『メンター』を通して、イメージするやり方になります。
このやり方はとても簡単で、とにかく『メンター』のそばにいて、『メンター』と時間を共有するのです。
そうすると、『お手本になる人』が、目の前でやっていることが、自分がやるべきことと分かるので、イメージしやすくなります。
ただ問題は、『そんなメンターとなる人が、すぐに見つかるか?』です。
もしも、今、行動できなくて不安があるとしたら、これらの3つの力のうち、一番使いやすい力を借りると、簡単に行動できるようになりますよ!
一度お試しを!
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
伊丹芳則