こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。
自動車整備店さんの『キズヘコミ修理』に関する気になる店頭のぼりの事例を紹介します。
【現状の店頭のぼりの書き方】
【コメント】
自動車整備店さんが、『キズやヘコミ修理』をおすすめしている店頭看板です。
今回も、『もしも、のぼりを店頭看板にしたら・・・』で考えてみますね。
なぜなら、『のぼり』と『店頭看板』をセットにすれば、遠くから目立ち、近づくと分かりやすい訴求ができるからです。
そんな『近づくと分かりやすい店頭看板』にするには、どうすればいいでしょうか?
ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。
『>』が原文。
『→』が説明文。
『◆』が変更文。
【現状看板の文章】
>お車のキズ・ヘコミ
>直せます!
>見積無料
→分かりやすくするには、現状の問題を投げ掛けます。
→例えば、『車をぶつけてキズやヘコミができたら、どうしていますか?』
→そして、『なぜキズやヘコミができるのか?』を、簡単に伝えます。
→さらに、『どんな時に、修理が必要なのか?』も、伝えたいですね。
→その上で、『キズやヘコミの修理』につなげるといいでしょう。
→最後は、いつものように行動の促しです。
【変更後看板の文章】
<例えば>
◆店頭看板の事例(自動車整備店のキズヘコミ修理)
ら、どうしていますか?
車のボディは意外と柔らかくすぐに
キズやヘコミになってしまいます。
小さいものなら自分で何とかできる
かもしれませんが、深いキズやヘコ
ミになると、どうにもなりません。
そんな時は、キズやヘコミの修理を
得意としている当店へ
ベテランの技術者が、全ての工程を
自店の工場で行いますので、余計な
コストがかからず、キレイに丁寧に
仕上げることができます。
まずは、無料で点検からお見積もり
までさせて頂きます。
『店名』『電話番号』『営業時間』
【今回のポイント】
→『のぼり』は目立ちやすく、『店頭看板』は分かりやすくが今回のポイントです。
→分かりやすくするには、具体的な事例を投げ掛ける必要があります。
→なぜなら、『車をぶつけて・・・』をいう事例を出すことで、イメージしやすくなるからです。
→次は、『キズやヘコミの修理につなげるには、どうすればよいか?』を考えます。
→そのためには、『なぜキズやヘコミになるのか?』や『どんな時に、修理が必要なのか?』を伝えるといいでしょう。
→このようにしてできた『店頭看板』の横に、『のぼり』を2~3本立てておけば、良く目立って良く分かる訴求ができますよ!
こんな感じです。
店頭看板の書き方はいろいろあります。
納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則