こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。
クリーニング店さんの『ウリ』に関する気になる店頭のぼりの事例を紹介します。
【現状の店頭のぼりの書き方】
【コメント】
クリーニング店さんが、店頭のぼりで『ウリ』をお知らせしています。
『自家洗いのお店』とは、自社工場でクリーニングしているお店のことです。
さらに、このお店は工場が隣接している『ユニット店』になります。
そんなお店は、『きれい』、『ていねい』の他に、どんな『ウリ』があるでしょうか?
この辺りを少し付け加えてみたいと思います。
ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。
『>』が原文。
『→』が説明文。
『◆』が変更文。
【現状のぼりの文章】
>自家洗いのお店
>きれい
>ていねい
→まずは、『ユニット店って、ご存知ですか?』と、あえて問い掛けます。
→問い掛けることで、お店の特徴を説明することができるからです。
→例えば、『お店と工場が隣接しているクリーニング店のことです』
→その上で、『どんなウリがあるクリーニング店なのか?』を伝えます。
→最後は、行動の促しです。
【変更後看板の文章】
<例えば>
◆店頭看板の事例(クリーニング店のウリ)
お店と工場が隣接しているクリーニ
ング店のことです。
お店と工場がつながっているため、
お預かり、洗い、仕上げ、お渡しま
で、1カ所で全ての工程に関わるこ
とができます。
そのため、シミ抜きを含めたきめ細
かい対応が可能なんですよ!
例えば、
◆どうしても必要な衣類の急品対応
◆一人ひとりのご要望への個別対応
◆専門知識がいる技術面の相談対応
どこか良いクリーニング店はないか
お探しの方は、一度お試し下さい。
『店名』『電話番号』『営業時間』
【今回のポイント】
→『お店のウリ』を伝える場合は、まずは、『問い掛けから始めること』が今回のポイントです。
→『問い掛けから始めること』で、説明ができます。
→そうすると、こちらが伝えたいことが言いやすいのです。
→その中で、『お店のウリ』を伝えましょう。
→そして、最後に、『どこか良いクリーニング店はないかと、お探しの方は一度お試し下さい』と行動を促すことがとても大切です。
こんな感じです。
店頭看板の書き方はいろいろあります。
納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則