こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。
薬局店さんの『疲れの改善』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。
【現状の店頭看板の書き方】
【コメント】
薬局店さんが、『疲れの改善』をおすすめしている店頭看板です。
症状と対策という流れで、いつも上手くまとめられています。
できれば、もう少し付け加えてみたいですね。
ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。
『>』が原文。
『→』が説明文。
『◆』が変更文。
【現状看板の文章】
>体がだるい、疲れ
>・朝おきづらい
>・食事がすすまない
>・目がつかれる
>・仕事や家事がしんどい
>ドリンク・錠剤
>カフェインレス各種あり
>『店名』
→まずは、問い掛けからスタートします。
→例えば、『疲れやすい一番の原因は、何だと思いますか?』
→このように問い掛けることで、お客さんは無意識に『何だろう?』という考えます。
→無意識に、一瞬考えるのです。
→そして、その答えが気になるお客さんは、この後の内容を読んでもらえます。
→たったこれだけで、読まれる確率が上がるのです。
→なので、答えを伝えてから、対策へとつなげます。
→最後は、行動の促しです。
【変更後看板の文章】
<例えば>
◆店頭看板の事例(薬局店の疲れの改善)
いますか?
疲れが溜まると、朝が起きづらい、
食事がすすまない、仕事や家事がし
んどいなどを感じます。
病気でもないのに、疲れやすいのは
生活習慣の乱れによることが多いで
す。その中でも一番の原因は、運動
不足があげられます。
運動不足になると、血流やリンパの
流れが悪くなり、慢性的な疲れを感
じるのです。
とは言っても、ウォーキングなどの
運動をなかなかできません。そんな
方には、疲労回復につながるドリン
クや錠剤がおすすめです。
体がだるいな~と感じたら、まずは
早めに、ご相談下さいね!
『店名』『電話番号』『営業時間』
【今回のポイント】
→症状と対策だけでなく、問い掛けることで、お客さんに考えてもらうことが今回のポイントです。
→問い掛けの効果は、経験値ですがかなり強いものがあります。
→なので、問い掛けからスタートすることがおすすめなのです。
→もちろん、問い掛けたからと言って、全てのお客さんに考えてもらうことはできません。
→しかし、問い掛けを一度読んでしまうと、その答えが知りたくなるのも事実です。
→もしも今の看板に問い掛けがなかったとしたら、一度トライしてみて下さい。
→きっと違う反応になるはずですよ。
こんな感じです。
店頭看板の書き方はいろいろあります。
納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則