こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。
アロマ&ハーブ店さんの『キンモクセイ』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。
【現状の店頭看板の書き方】
【コメント】
アロマ&ハーブ店さんが、『キンモクセイ』の香りをおすすめしている店頭看板です。
季節にあったタイミングで、上手にお知らせしています。
できれば、『キンモクセイ』の香りは、『誰に、どんな効果を期待できるのか?』を付け加えてみたいですね。
ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。
『>』が原文。
『→』が説明文。
『◆』が変更文。
【現状看板の文章】
>どこからともなく漂う甘やかな香り
>キンモクセイシリーズ
>今年もキンモクセイが香るシーズンが
>やってきました。
>8月10日(水)数量限定発売
>ご予約受付中
→まず、『誰におすすめなのでしょうか?』、ここから始めますね。
→例えば、『仕事や家事で毎日が忙しいあなたに』
→そして、『不安や緊張からイライラした気分になることはありませんか?』
→このようにすることで、『誰が、どんな時に使えばいいのか?』がハッキリするのです。
→この後、『キンモクセイ』につなげて、簡単に、『どんな効果が期待できるのか?』を伝えます。
→最後に、行動の促しと予約受付を促すといいでしょう。
【変更後看板の文章】
<例えば>
◆店頭看板の事例(アロマ&ハーブ店のキンモクセイ)
不安や緊張からイライラした気分
になることはありませんか?
そんな時は秋の訪れを感じさせる
『キンモクセイ』の香りを!
キンモクセイの香りは、イライラ
を緩和させて、気持ちを落ち着か
せる効果が期待できます。
リラックスしたいな~と思ったら
店内で手に取ってお試し下さい。
数量限定のため、ご予約受付中で
す。
『店名』『電話番号』『営業時間』
【今回のポイント】
→『何をおすすめなのか?』だけでなく、『誰に、どんな効果が期待できるのか?』を伝えることが今回のポイントです。
→そうすることで、お客さんがぐ~んとイメージしやすくなります。
→イメージできると、興味を持ち始めるのです。
→そうしてから、商品メニューの特徴を伝えましょう。
→たったこれだけで、反応率が変わって来ますよ。
→お試しを!
こんな感じです。
店頭看板の書き方はいろいろあります。
納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則