こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。
合鍵作成店さんの『時計バンド交換』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。
【現状の店頭看板の書き方】
【コメント】
合鍵作成店さんが、『時計バンド交換』をおすすめしている店頭看板です。
おそらく、『金属のバンドから革のバンドへの交換』だと思います。
折角なので、『バンドを交換すると、どうなるのか?』を意識して見たいですね。
ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。
『>』が原文。
『→』が説明文。
『◆』が変更文。
【現状看板の文章】
>バンド交換しませんか
>『商品名』
>豊富なカラーバリエーション
>¥5500~
>本革・イタリアンカラー
>つけ心地が違います
>その他のバンド交換
>電池交換もできます
→まず、『バンド交換すると、どうなるのか?』を投げ掛けてみたいと思います。
→例えば、『時計のバンドをイメチェンしませんか?』
→このように投げ掛けることで、単なるバンド交換でなく、お客さんのイメージチェンジにつながること伝えます。
→ここが意識されると、服装に合わせたバンドと交換したくなるお客さんも現れるのです。
→そんなお客さんに、『どのようなことができるのか?』を簡単に伝えます。
→そして、最後は行動の促しです。
【変更後看板の文章】
<例えば>
◆店頭看板の事例(合鍵作成店の時計バンド交換)
か?
金属から本革へバンドを交換すると
雰囲気がガラッと変わるだけでなく
つけ心地も良くなります。

全10色のカラーバリエーションの
中から選べますので、季節やシーン
に合わせたコーディネートが楽しめ
るでしょう。
本革・イタリアンカラー
『商品名』¥5500~
センスのある装いにしたいと思った
ら、ぜひこちらまで!
『店名』『電話番号』『営業時間』
【今回のポイント】
→単なる『バンド交換』をお知らせするのでなく、『イメージチェンジにつながること』をお伝えすることが今回のポイントです。
→こうすることで、『バンド交換』の必要性が出て来ます。
→なぜ必要性が大切なのかと言うと、今あるバンドでお客さんは、困っていないからです。
→しかし、『イメージチェンジにつながる』となると、『時計のバンドも装いアイテム』になります。
→そうすると、『できれば、こんなカラーにしたいな』と必要性が出て来るのです。
→上手く行くと、コーディネートに合わせて、2~3色のバンドを一度に買われるお客さんも出て来ます。
こんな感じです。
店頭看板の書き方はいろいろあります。
納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則