店頭看板の事例(リラクゼーションサロンのこんにゃくスクラブ) | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

リラクゼーションサロンさんの『こんにゃくスクラブ』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

 

【現状の店頭看板の書き方】

 

 

【コメント】

 

リラクゼーションサロンさんが、『こんにゃくスクラブ』をおすすめしている店頭看板です。

 

『こんにゃくスクラブ』とは、こんにゃくの細かい粒子になります。

 

これをクレンジングに混ぜて、手足のケアを行うと、古い角質が取れるのです。

 

この辺りを少し付け加えてみたいと思います。

 

 

 

ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

 

『>』が原文。

 

『→』が説明文。

 

『◆』が変更文。

 

 

 

【現状看板の文章】

 

>夏季限定! 6/1~8/31

>こんにゃくスクラブ

>しっとりすべすべ肌

>(単品)10分 1430円

 

 

 

→お客さんの素朴な驚きからスタートします。

 

→例えば、『えっ! こんにゃくで角質が本当に取れるの?』

 

→このように投げ掛けることで、注目してもらいます。

 

→そして、『実際にケアすると、どうなうのか?』をつたると、興味を持つ人が現れるのです。

 

→その上で、商品情報をお知らせします。

 

→最後は、もちろん行動の促しです。

 

 

 

【変更後看板の文章】

 

<例えば>

◆店頭看板の事例(リラクゼーションサロンのこんにゃくスクラブ)

えっ! こんにゃくで角質が本当に
取れるの?

最初びっくりされるますが、実際に
こんにゃくスクラブ(細かい粒子)
が入ったクレンジングで手足のケア
をすると、古い角質が取れて、しっ
とりスベスベのお肌に!

◆こんにゃくスクラブケア
夏季限定 6/1~8/31まで
10分 ¥1430

肌のくすみが気になったら、すきま
時間ができた時に、一度お試しを!
『店名』『電話番号』『営業時間』

 

 

 

【今回のポイント】

 

→よく分からない商品の場合は、お客さんの素朴な疑問からスタートすることが今回のポイントです。

 

→そうすると、疑問が1つ消えるので、商品に興味を持ってくれるお客さんが現れます。

 

→このちょっとした伝え方の違いで、反応率が変わって来るのです。

 

→お客さんの素朴な疑問は、お客さんとの雑談の中で、見え隠れします。

 

→少しでも疑問があれば、こちらから先に投げ掛けるのです。

 

→このことで疑問がなくなれば、買わない理由が一つ減ります。

 

→このように買わない理由を減らすことは、とても大切です。

 

 

 

こんな感じです。

 

店頭看板の書き方はいろいろあります。

 

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

伊丹芳則