店頭看板の事例(フィットネスジムのパーソナルトレーニング) | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

フィットネスジムさんの『パーソナルトレーニング』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

 

【現状の店頭看板の書き方】

 

 

【コメント】

 

フィットネスジムさんが、『パーソナルトレーニング』をおすすめしている店頭看板です。

 

『2周年記念』で、月会費を『2カ月で2円』の特別イベントを実施しています。

 

なかなか思い切った企画です。

 

しかし、本音が最後に見え隠れしています。

 

『パーソナルトレーニング』です。

 

もしも、そうならば『パーソナルトレーニング』をお伝えすべきだと思います。

 

 

 

ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

 

『>』が原文。

 

『→』が説明文。

 

『◆』が変更文。

 

 

 

【現状看板の文章】

 

>24hour FITNESS

>『店名』

>2周年記念

>6月・7月 会費が合計で2円(税込)

>『キャラクター』じゃあ、ジムいく?

>パーソナルトレーニング

>無料体験も実施中!

 

 

 

→『パーソナルトレーニング』と決めると、どのような流れで伝えればいいのでしょうか?

 

→まず、『パーソナルトレーニング』をおすすめする人に、どんな投げ掛けをすればいいのかを、考えます。

 

→例えば、『このトレーニング、合っているのかな~と不安になることはありませんか?』

 

→この後、『なぜ不安になるのか?』を伝えます。

 

→そして、『パーソナルトレーニング』につなげるのです。

 

→最後は、行動の促しをします。

 

 

 

【変更後看板の文章】

 

<例えば>

◆店頭看板の事例(フィットネスジムのパーソナルトレーニング)

『このトレーニング、合っているの
かな~』と不安になることはありま
せんか?

いくら有酸素運動や筋トレをやって
いても、順番やセット数を間違って
いたら良い結果につながりません。
結果につながらないトレーニングは
つらくて不安なものです。

そんな時はパーソナルトレーニング

あなたの筋力、持久力、動きのクセ
などから、あなたの目的に合ったメ
ニューを組み立てます。
マンツーマンのトレーナーが応援し
てくれるので、モチベーションが上
がりやすく、最後までやり続けられ
るでしょう。

今なら、無料で体験トレーニングが
できます。ぜひご相談下さいね!
『店名』『電話番号』『営業時間』

 

 

 

【今回のポイント】

 

→価格を安くすることもいいですが、いくら安くても結果がでなければ意味がありません。

 

→お客さんは、結果だけに興味があります。

 

→今回は、そこを伝えることがポイントです。

 

→通常のフィットネスジムの利用料よりも高額ですが、お金以上のメリットがあることを伝えます。

 

→なぜなら、『パーソナルトレーニング』にはそれだけのメリットがあるからです。

 

→お客さんも『自分流の限界』にそろそろ気付き始めていますよ。

 

 

 

こんな感じです。

 

店頭看板の書き方はいろいろあります。

 

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

伊丹芳則