なぜ店頭看板を書くのか? | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

 

 

初めて店頭看板を書こうとすると、『どのように書けばいいのか?』が分からなくて、なかなか書けません。

 

『どのように』とは、『手書きの文字は・・・』や『手書きのイラストは・・・』と分からなくなるのです。

 

初めてのことなので、上手く書けるかどうかが心配なのは分かります。

 

しかし、文字やイラストを最初から上手に書ける人は、全体の1%ほどしかいません。

 

残りの99%の人は、文字が下手か、イラストが下手か、その両方もあります。

 

 

ところが、店頭看板は、文字やイラストが下手でも、全く問題ないのです。

 

それよりも、下手でも、ゆっくり落ち着いて、丁寧に書けくことが大切になります。

 

 

なぜなら、『どのように書けばいいのか?』よりも、『なぜ書くのか?』の方が、とても大切だからです。

 

 

では、なぜ店頭看板を書くのでしょうか?

 

この質問をすると、多くの方が、『商品を売るため』や『売上げを上げるため』と答えられます。

 

この答えも間違いではありません。

 

結果的にそうなることもあります。

 

 

しかし、一番の目的は、『お店の中に入って来てもらうため』です。

 

お店の前を通って、たまたま店頭看板を見たお客さんに、お店の中に入って来てもらうことが、店頭看板の役割になります。

 

だから、極端な話、お店に入ったお客さんが、商品を買わなくてもかまわないのです。

 

 

商品を買わないのは、店頭看板以外の要素が強いとみなします。

 

 

ただ、お店によっては、『直接入店してもらうこと』よりも、『電話を掛けてもらうこと』や『ネットにつなげてもらうこと』の方が良い場合もあるでしょう。

 

しかし、これらは、『お客さんの行動を促すこと』と考えれば、どれも同じになります。

 

 

これを店頭看板のブログ記事で、『最後に、行動を促しを!』と、いつも書いているのはそのためです。

 

 

例えば、

 

◆『〇〇と感じたら、こちらまで!』

 

この短い文章で、行動を促しているのです。

 

 

 

それと、『最初に、投げ掛けを!』も意識しています。

 

例えば、

 

◆『〇〇で悩んでいるあなたに』

 

◆『〇〇で困っていませんか?』

 

 

 

このことから、ものすごく簡単に店頭看板を書くのなら、『最初に、投げ掛けを!』、『最後に、行動の促しを!』、この2つで、8割の伝えたいことが書けてしまいます。

 

例えば、

 

◆『〇〇で困っていませんか?』

 

◆『〇〇と感じたら、こちらまで!』

 

 

 

こんな感じで、お客さんに行動してもらうイメージが、何となくできたでしょうか?

 

 

 

ここがイメージできると、後は、〇〇に具体的な言葉を入れるだけで完成です。

 

 

 

このように、『なぜ書くのか?』の目的が分かって、それを『誰に投げ掛けるのか?』が意識できれば、『どのように書けばいいのか?』は、もう気にならなくなります。

 

 

 

どうでしょうか?

 

 

 

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

伊丹芳則