店頭看板の事例(生活雑貨店のアクアテラポット) | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

生活雑貨店さんの『アクアテラポット』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

 

【現状の店頭看板の書き方】

 

 

【コメント】

 

生活雑貨店さんが、『アクアテラポット』をおすすめしている店頭看板です。

 

『アクアテラポット』とは、水やりなどの厄介な管理を軽減した植物ポットになります。

 

『どのような商品なのか?』をお知らせすることも大切ですが、『誰におすすめしたい商品なのか?』もお伝えすると、興味を持ってもらいやすくなるでしょう。

 

 

 

ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

 

『>』が原文。

 

『→』が説明文。

 

『◆』が変更文。

 

 

 

【現状看板の文章】

 

>AQUA TERRA POPTとは・・・

>アクアテラポット(底面給水式)

>・植物が植えられたインナーポットと

>水を蓄えるアウターポットで構成されたポット

>・インナーポットの給水ヒモから、常に程度な

>水分が供給されるので、管理がカンタンです!

>・ポット内の水が無くなり、土の表面が乾いたら

>水足しのタイミングです。

>※土が乾ききってしまった時は上からも水を与えて下さい。

 

 

 

→まずは、『誰に呼び掛ければいいのか?』からスタートします。

 

→例えば、『可愛い植物ポットをいインテリアとして楽しみたいあなたに』

 

→続けて、それをするには、『どんな悩みがあるのか?』も伝えます。

 

→例えば、『でも、水やりが厄介で大変だと思っていませんか?』

 

→この後、『アクアテラポット』につなげます。

 

→そして。『アクアテラポット』とは、どんなものかを説明するといいでしょう。

 

→最後は、行動の促しです。

 

 

 

【変更後看板の文章】

 

<例えば>

◆店頭看板の事例(生活雑貨店のアクアテラポット)

可愛い植物ポットをインテリアとし
て楽しみたいあなたに
でも、水やりが厄介で大変だと思っ
ていませんか?

そんなお悩みを、アクアテラポット
が解決できます。

アクアテラポットとは、植物が植え
られたインナーポットと水を貯える
アウターポットの二重構造が特徴で
す。インナーポットの下の給水ヒモ
から常に適度な水分が供給されるの
で、管理がとても簡単になります。

水の補給は、通常週に1~2回程度
でOKです。受け皿が不要なシンプ
ルな外観のため、どこにでも置けて
インテリアに最適!

どのようになっているのか、店内で
手に取ってお確かめ下さいね!
『店名』『電話番号』『営業時間』

 

 

 

【今回のポイント】

 

→商品の説明を詳しくするだけでなく、『誰におすすめすると喜ばれるのか?』を伝えることが今回のポイントです。

 

→そのためには、『こんなことがしたいけど、こんなことが厄介で大変だ』と思っている人に投げ掛けましょう。

 

→なぜなら、今回の商品を使うと、その悩みが解決するからです。

 

→その上で、商品の説明をします。

 

→そして、『それが、どんな構造になっているのか?』に興味を持たせてることで、行動につなげるといいでしょう。

 

 

 

こんな感じです。

 

店頭看板の書き方はいろいろあります。

 

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

伊丹芳則