こんにちは、値上げの専門家（中小企業診断士）の伊丹芳則です。
ハーブとアロマ専門店さんの『ハーブ苗』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。
【現状の店頭看板の書き方】
【コメント】
ハーブとアロマ専門店さんが、『ハーブ苗』をおすすめしている店頭看板です。
イラストで分かりやすく『ハーブ苗』をお知らせしています。
できれば、言葉でももう少しお伝えしたいですね。
ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。
『＞』が原文。
『→』が説明文。
『◆』が変更文。
【現状看板の文章】
＞ハーブ苗
＞入荷しました
→まず、『ハーブ苗』の必要性について、投げ掛けます。
→例えば、『ハーブをお家で育てる一番のメリットは？』
→この後、それに答えます。
→例えば、『必要な時に必要な分だけ、新鮮なハーブを食卓に出せることです』
→その上で、具体的なハーブとその特徴を伝えて、『ハーブの苗を入荷しました』とつなげます。
→できれば簡単な苗選びのポイントを伝えるとよりいいでしょう。
→最後は、行動の促しです。
【変更後看板の文章】
＜例えば＞
◆店頭看板の事例（ハーブとアロマ専門店のハーブ苗）
トは？
必要な時に必要な分だけ、新鮮なハ
ーブを食卓に出せることです。
◆『スイートバジル』
甘く爽やかな香りと色鮮やかな緑が
目を楽しませてくれます。
◆『ローズマリー』
清潔感ある香りが、クセのある肉や
魚料理などの臭い消しに最適！
◆『ラベンダー、カモミール』
香りだけでなく、お花を楽しむこと
もできます。
そんなハーブの苗を入荷しました。
しっかりした苗で、葉の色つやが良
いもので、ポットが柔らかいものを
選ぶといいですよ！
『ハーブがあればいいかも』と思っ
たら、店内で実際に手に取ってご覧
下さい！
『店名』『電話番号』『営業時間』
【今回のポイント】
→お店が言いたいことだけお知らせするのでなく、お客さんが聞きたいことをお伝えすることが今回のポイントです。
→それと、『なぜハーブをお家で育てるといいのか？』の必要性を伝えると、興味を示しやすくなります。
→具体的なハーブ名とその特徴があると、さらにイメージしやすいですね。
→『ハーブ苗を入荷したお知らせ』の後に、『苗選びのポイント』があると、選ぶ時の不安が少なくなります。
→それと、最後の『店内で実際に手に取ってもらうこと』につなげることが、とても大切です。
こんな感じです。
店頭看板の書き方はいろいろあります。
納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則