店頭看板の事例(蕎麦専門店の筍ご飯セット) | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

蕎麦専門店さんの『筍ご飯セット』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

 

【現状の店頭看板の書き方】

 

 

【コメント】

 

蕎麦専門店さんが、『筍ご飯セット』をおすすめしている店頭看板です。

 

メニュー表として、2つのメニューをおすすめしています。

 

できれば1つに絞って伝えたいですね。

 

 

 

ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

 

『>』が原文。

 

『→』が説明文。

 

『◆』が変更文。

 

 

 

【現状看板の文章】

 

>季節替り御飯セット

>(筍御飯)¥1350

>吉野葛の湯葉の餡掛けセット

>¥1450

 

 

 

→今回は、季節替り御飯セット(筍御飯)にします。

 

→理由は、やっぱり旬の食べ物を期間限定で食べてもらいたいからです。

 

→旬の食べ物を強調するために、次の内容からスタートします。

 

→例えば、『3月初旬~5月中旬迄の期間限定!』

 

→例えば、『フレッシュな旬の筍ご飯のセット』

 

→さらに、本格的な手打ちそばのことなども伝えます。

 

→最後は、行動の促しです。

 

 

 

【変更後看板の文章】

 

<例えば>

◆店頭看板の事例(蕎麦専門店の筍ご飯セット)

3月初旬~5月中旬迄の期間限定!
フレッシュな旬の筍ご飯のセット
¥1350

本格的な手打ちそばの香りを感じな
がら、お召し上がり頂くとより楽し
めます。

筍は食物繊維がいっぱいで、手軽に
美味しく摂れると大人気です。

旬の筍は、今しか食べられません。
お見逃しなく!
『店名』『電話番号』『営業時間』

 

 

 

【今回のポイント】

 

→複数のメニューをお知らせするのでなく、1つのメニューのメッセージと伝えることが今回のポイントです。

 

→メッセージにすると、『なぜ今食べなければいけないのか?』で刺激することができます。

 

→それと、『本格的な手打ちそば』の魅力も一緒に伝えていですね。

 

→『旬な筍』と『手打ちそば』のセットになると、急に食べてみたくなるお客さんが現れます。

 

→旬の食材は、今を逃すと来年まで食べられないので、刺激されるのです。

 

 

 

こんな感じです。

 

店頭看板の書き方はいろいろあります。

 

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

伊丹芳則