こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。
『販促物で何を伝えるのか?』を考える時、なかなかアイデアが出ないことがあります。
そんな時は、頭の中だけで考えるのではなく、『紙に書くこと』がおすすめです。
その方法はとても簡単で、『頭に浮かんだことを、紙に書く』というやり方になります。
例えば、次のような取り留めもない流れになるので、少しお付き合い下さいね。
◆『何を伝えればいいのか、分からない』と思ったら、それを紙に書くのです。
◆『何から考えようかな?』と思ったら、これも書きます。
◆『えっと、えっと』と思ったら、これも書く
◆『う~ん、う~ん』と唸ったら、これも書く
この後も、思ったり、言葉に出たりしたら書くのです。
◆『あっ、そうだ』と書く
◆『まず商品から決めよう』と書く
◆『今、どんな商品がおすすめだろうか?』と書く
◆『今だったら、○○かな』と書く
◆『例えば、○○だとすれば、どんな特徴がおすすめだろうか?』と書く
◆『例えば、これこれかな』と書く
◆『もしも、これこれだとすれば、それをどんなお客さんにおすすめすればいいかな?』と書く
◆『例えば、こんなお客さんかな?』と書く
◆『そのお客さんは、どんなことで困っているのか?』と書く
◆『おそらく、こんなことで困っているだろう?』と書く
◆『では、その困っているお客さんに、先程の商品の特徴で喜んでもらえるだろうか?』と書く
◆『問題は解決するだろうが、喜んでもらうには不十分のような気がする』と書く
◆『だとすれば、何をプラスすればいいのだろうか?』と書く
◆『例えば、こんなサービスをプラスすればいいのではないか』と書く
◆『もしも、それらで喜んでもらえたとして、それを今すぐ買ってもらうには、何を伝えればいいだろうか?』と書く
◆『例えば、今なら、これだけお得』と書く
◆『もしくは、今なら、これだけラク』と書く
◆『では、お客さんにお得感やラクラク感を感じてもらうには、どうすればいいのだろうか?』と書く
◆『例えば、○○や○○とすれば、いいのではないか』と書く
この後も続く・・・
こんな感じで、頭に浮かんだことや口から出た言葉を、とにかく『紙に書く』のです。
このやり方の一番良い点は、今までの流れをもう一度最初から見直すことができるところにあります。
これを頭の中だけでやっていると、次々に浮かんで来る言葉に打ち消されて、頭の中にはほとんど残りません。
しかし、紙に書いていると、今までの流れを何回も何回も見直すことができるので、また違う角度から、違うアイデアを出すことができるのです。
頭の中だけでやっているとそのうち脳が疲れて、考えることをあきらめてしまいます。
しかし、紙に書いておくと、疲れたら休めばいいのです。
そして、また紙を見れば思い出すので、また考えられます。
やることはとても簡単で、ただ『紙に書く』だけです。
今度、困った時に、ぜひやってみて下さい。
最初は、まどろっこしいですが、必ず良い結果につながると思います。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
伊丹芳則