こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。
アロマ専門店の『エッセンシャルオイル』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。
【現状の店頭看板の書き方】
【コメント】
アロマ専門店さんが、『エッセンシャルオイル』をおすすめしている店頭看板です。
『花粉対策』や『虫除け対策』に使えるとお知らせしています。
確かに、そのような使い方もありますが、看板でも伝えているように、『何と言っても・・・』、ここをもっと伝えたいですね。
ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。
『>』が原文。
『→』が説明文。
『◆』が変更文。
【現状看板の文章】
>『店名』
>オリジナルブレンド精油
>これからの季節にピッタリ!
>つら~い花粉にも!
>虫が多くなるこの時期
>『虫除け』にも使える!
>アロマシールとセットで使うのがおすすめです!
>なんと言っても
>すっきりしたハーバル系の香りが
>『心』と『体』をリフレッシュさせてくれる
>『商品名』5ml ¥1980(込)
→まずは、『誰におすすめなのか?』から伝えます。
→例えば、『疲れていても、気持ちを切り替えなければいけないあなたに』
→そして、問い掛けます。
→例えば、『そんな時は、エッセンシャルオイルで、疲れている心や体を癒し、リフレッシュしてみませんか?』
→この後、簡単な説明をして、商品につなげます。
→最後は、行動の促しです。
【変更後看板の文章】
<例えば>
◆店頭看板の事例(アロマ専門店のエッセンシャルオイル)
ければいけないあなたに
そんな時は、エッセンシャルオイル
で、疲れている心や体を癒し、リフ
レッシュしてみませんか?
植物由来の100%オイル10ml
に、エッセンシャルオイルを1~2
滴加えた、マッサージオイルを疲れ
の部分に塗って、軽くマッサージす
るだけで効果が期待できます。
おすすめのエッセンシャルオイル!
当店オリジナルブレンド
『商品名』5ml¥1980(込)
『疲れたな~』と思ったら我慢せず
早めにラクになって下さいね!
『店名』『電話番号』『営業時間』
【今回のポイント】
→商品中心のお知らせよりも、お客さんに寄り添った伝え方をすることが今回のポイントです。
→こうすることで、どんな時に、この商品を使えばいいのかが、ハッキリします。
→具体的なシーンで、『どのように使えばリフレッシュできるのか?』が分かれば、さらにリアル感が出て来るのです。
→そうしたら、興味を持ってもらえます。
→その上で、『花粉対策』や『虫除け対策』にも使えるとしてもいいのではないでしょうか?
→それと、『疲れたな~』と思っていても我慢してしまうと、問題は解決しません。
→なので、背中を押す言葉が欠かせないのです。
こんな感じです。
店頭看板の書き方はいろいろあります。
納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則